スイートナイトアワードでアップグレードされセントレジス大阪エグゼクティブ スイート(サツキスイート:102㎡)に宿泊しましたので室内の様子、セントレジス大阪の概要やアクセス、マリオットチタンエリート会員特典の内容などをご紹介します。
目次
セントレジス大阪とは?
St. Regis(セントレジス)はニューヨークでの創業以来100年以上の歴史を誇るスターウッドホテル&リゾート(Starwood Hotels & Resorts)(現在はマリオットグループ)の最高級ホテルです。
「ミシュランガイド大阪2021」(ミシュランガイドでは2022年版からホテルの掲載はなくなりました…)でも大阪で2軒しかない最高位の5レッドパビリオン(5つ星+ ★★★★★)を獲得しており(ちなみにもう1軒はコンラッド大阪)、大阪を代表する高級ホテルと言っていいでしょう。
セントレジス大阪のアクセス
大阪を代表する2つの繁華街キタとミナミの真ん中である大阪メトロ御堂筋線中央線四つ橋線「本町駅」からすぐにあります。大阪のメインストリート御堂筋に面しており観光にもビジネスにも便利な大阪の一等地です。
大阪メトロ本町駅7番出口出てすぐにある本町ガーデンシティ内にセントレジス大阪は入っています。
7番出口を出るとこのような看板があり分かりやすいです。
エスカレーターを上がり地上に到着するとこのような地図があり、ホテルエントランスは御堂筋と反対側にひっそりとあり、ぐるっと回る必要があることが分かります。
ホテルのエントランスに到着です。車寄せも狭く、ここだけ見れば日本を代表する高級ホテルと思えないほどです(笑)。なぜ御堂筋側にエントランスを作れなかったのでしょうか?
1階はコンシェルジュデスク、レストラン「ルドール」のみとなっています。
フェスティブシーズンは華やかですね
セントレジス大阪は本町ガーデンシティの1階から2階、11階から27階にあり、ロビーは12階、客室は17階から27階で全160室となっています。
ロビー階もクリスマスツリーがたくさん🎄
チェックイン、チェックアウトは椅子に腰かけて行います。同時に2組しかチェックイン手続きができず休日は待ち時間ができるほどです。
12階には日本庭園もあります。この時期はライトアップされて夜はキレイですね。
セントレジス大阪の客室
セントレジス大阪には様々な種類の客室があります。
ロイヤル スイート:197㎡
松 スイート:142㎡
藤 スイート:129㎡
花菖蒲 スイート:112㎡
百合 スイート:88㎡
エグゼクティブ スイート:102㎡(26階:皐 スイート、25階:椿 スイート)
グランド デラックス スイート:87㎡(25階:萩 スイート、23階:牡丹 スイート、21階:桔梗 スイート、19階:梅 スイート、17階:桜 スイート)
グランド デラックス:51㎡
グランド デラックス プリミエ:46㎡
デラックス:43㎡
今回は一番下のランクであるデラックスで予約をしてスイートナイトアワード(SNA)を申請していました。スイートナイトアワード(SNA)については以下の記事をご参照ください
セントレジス大阪はSNAで申請できるのはグランドデラックススイートのみとなっています。
SNAが承認され数日前にアプリ上で部屋がグランドデラックススイートになっていたのですが当日に見るとさらにエグゼクティブスイートにアップグレードされていました!
エグゼクティブ スイート(26階皐スイート:102㎡)室内の様子
今回は2621号室サツキスイートとなります
扉を開けるとその名の通り正面に「サツキ」の花の絵が目立ちます
右側の扉は1つ目のお手洗いです
中に小さな洗面台もあり広いです
客室に入ってすぐ、ドアの横(写真左側の扉)にはセントレジスに特徴的な「バトラーボックス」があります。ランドリーやシューシャインをお願いしたいときにはこちらのボックスに入れておくと持って行ってくれます。また、新聞やランドリー、シューシャイン後の靴などはこのボックス内に届けられます。プライバシーを損なうことなく、いちいち部屋の外に出なくても受け取ることができて便利です。
写真右側の扉はクローゼットとなります
どちらも扉を開けるとこんな感じです
部屋の中に進みましょう
入ってすぐのリビングルームでまず目に飛び込んでくるのは金色のキャビネット!
扉を開けるとこのような感じになっています。
左側にはミニバーのナッツやスナック、ミニボトルなど
右側には湯呑みやグラス、ネスプレッソのカプセルや紅茶のティーバッグ
引き出しの中にはボトルワイン
真ん中上段にはエスプレッソマシーンと電気ケトル、カップ&ソーサなどがあります。その下の引き出しの中にはワイングラス、シャンパングラスなど様々なタイプのグラス類が置かれています。
下段冷蔵庫の中身はこんな感じです
目につくのは谷井農園のジュースですね!
ちなみにミニバーの値段は下記の通りです。
さてリビングルームを見ていきましょう!ソファーがたくさんでどこに座るか迷います(笑)
テーブルの上にはPRADAの写真集?本?が置かれています
御堂筋側、方角で言うと西向きで景色はこんな感じでなかなかよいです
部屋の奥から見るとこんな感じです。
真ん中の扉の中にはテレビ
テレビはシャープ製で、パネルが上下にスライドする棚に収納されています。テレビを見ない場合は上の写真のように完全に隠すことができます。
テレビの下にはYAMAHA製のスピーカー、パイオニア製のブルーレイプレーヤーもありました。AV入力端子やHDMI端子もあります。
部屋の奥にはテーブル
テーブルの上にはミネラルウォーターやウェルカムスイーツのサブレなど
リビングルームの奥にはベッドルームがあります
ベッドルームを見てみましょう!
大きなベッドにソファーが2つ、公式サイトによると川島シルクのアートヘッドボードとのことですが何故あの場所に鏡なんでしょう??
ベッドサイド右側のサイドテーブルには電話
引き出しを開けるとコンセント1口と各種スイッチ類
枕元のガラスタッチパネルには電源、照明、カーテン、レースカーテン、エアコンなどのボタンがあり、ベッドにいたまま全てオン・オフにできます。
ベッドサイド左側のサイドテーブルには時計
引き出しを開けるとコンセント1口と照明のスイッチ、オーディオケーブル
こちら側はカーテンや空調のスイッチはありません
ベッドルームはリビングルームよりやや北なので梅田側の景色も楽しめます
部屋の奥から見るとこんな感じです
リビングルームと同じくパネルが上下にスライドする棚の中にはテレビ
こちらにもブルーレイプレーヤーが置かれています
リビングルームへの扉の左手へ進むと…突き当りにテーブル、左手はウェットエリア、右手はウォークインクローゼットとなります
突き当りのテーブル前には大きな鏡があり、女性はこちらにゆっくり座って身支度ができそうです
テーブルの上にはマスク、アルコールジェル、ルームサービスのメニュー
右手の箱の中にはレターセット、文房具など
左手に入るとダブルボウルの洗面所があります。高級感があり広々としてとても素敵な空間です。
突き当りの曇りガラスの扉の左はトイレ、右はシャワーブースとなります。
洗面所にもミネラルウォーター
アメニティは漆塗りの黒い箱に入れられています。
下段はルメードゥのボディーローション、コットンパフ、やすり、綿棒、シャワーキャップ、ヘアゴム、クシ
上段はカミソリ、シェービングジェル、ハブラシ
洗面ボウルの下にはドライヤー
ドライヤーはレプロナイザー4D plus!
大理石を使った贅沢な造りのバスタブ
タオルとバスローブが掛けられています
バスソルトとシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ
バスアメニティーは「BYREDO」です。以前は全世界のセントレジス共通の「ルメードゥ」でしたが変更になっています
テレビがあり、テレビを見ながらゆっくり入浴できます
シャワーブースはこんな感じです
こういったホテルはレインシャワーがあることが多いですが、こちらはレインシャワーはなく壁の4か所から吹き出るボディシャワーとなっています。
こちらにもバイレードのバスアメニティが置かれています
2つ目のトイレはこんな感じです
ウォークインクローゼットはとても広々としています。長期滞在の大きな荷物があっても問題なさそうです。
ハンガーがたくさんあります!バスローブが掛けられ、ラゲッジラック、傘も置かれています
クローゼットにはスリッパ、靴ベラ、ブラシ、ランドリーバッグと伝票も掛けられています。
ふかふかでとても気持ちいいスリッパでした。
ラゲッジスペースの下の引き出しの中には浴衣が入っています
広げるとこんな感じです
浴衣にはセントレジスのロゴが入っています。ニューヨークのセントレジスホテルがフィフスアベニューの55ストリートにあることにちなんだ「5TH 55」の文字も入っていますね
夕食を終え部屋に戻るとターンダウンサービスが完了しています。足元にマットとスリッパがセットされています。以前はベッドの上に浴衣が広げられ、ミネラルウォーターがテーブルに用意されていましたが簡素化されたようです。
夜景がきれいですね
セントレジス大阪 マリオットチタンエリート会員特典は?
マリオット上級会員には宿泊時様々な会員特典があります。会員制度、会員特典の詳細につきましては以下の記事をご参照ください
セントレジス大阪 チタンエリート会員特典は以下の通りです
客室内電話の市内通話無料
市外局番06への通話料が無料となります。あまり使わないと思いますが、大阪市内の飲食店の予約をするときなどは自分の携帯電話からかけるよりは電話代が浮くことになります(笑)
レストランでの朝食(大人2名分)
レストランでの朝食大人2名分までが無料となります。朝食の価格は大人4,807円となりますのでありがたいです。
この日はレストランでの朝食が7時からでレストランでの朝食は提供されるのに時間がかかると聞いたので、1,550円の追加料金を支払って6時半から朝食を提供して下さるルームサービスに振り替えて頂きました。
ミニバー1泊3000円分利用
セントレジス大阪にはエグゼクティブラウンジがありませんので、その代わりのサービスと思われます。ミニバーの値段は以下のようになっており、缶ビール1本1200円とかなりお高いです…
今回私はオレンジジュース1450円、リンゴジュース1450円の合計2900円分を頂きました
16時までのレイトチェックアウト
16時までのレイトチェックアウトが可能です。
ウェルカムギフト1000ポイント or ブラッディ・マリーチケット
マリオットのポイント1000ポイントまたはブラッディ・マリーのチケットが選択できます。せっかくですのでセントレジスオリジナルのブラッディマリー「レッドスナッパー」を飲んできました。ウォッカとトマトジュース、セロリにブラックペッパー、タバスコを効かせたパンチのある味わいです。
セントレジスと言えばバトラーサービス
100年以上もの間セントレジスが提供してきた、セントレジスの代名詞とも言えるバトラーサービス。バトラーとは聞き慣れませんがどういう意味かご存知ですか?
バトラーとは、宿泊客ひとりひとりのニーズに合わせて、執事のようにあらゆる用件に応え、滞在の手伝いをしてくれるスタッフのことです。
主なサービスは以下の通りです
・アンパッキング(荷解き)/パッキング(荷造り)
・ビバレッジサービス(コーヒーまたは紅茶)
・プレスサービス(滞在中毎日1名につき2着まで無料)
・バトラーサービスデスク(24時間電話で要望可能)
・Eバトラー(24時間emailでの要望も可能)
・シューシャインサービス
・ピローリクエスト
・コンシェルジュサービス(観光案内、レストラン予約、チケット手配、ハイヤー手配)
・プライベートダイニングサービス
・ランドリーサービス
・フィットネスフェア貸出
なんとホテルの内外からEメールにてバトラーサービスを依頼することができるのが驚きです。
ただし、ホテル内で用意できない品物については別途手数料が必要です。以前どなたかが「たこ焼き食べたいから買ってきて欲しい」と依頼したそうですが、さすがに手数料がかかったそうです(笑)
今回私は飲み物をお願いしてコーヒーを持って来て頂いた以外はバトラーサービスは利用しませんでした。
最後に
スイートナイトアワードでアップグレードされセントレジス大阪エグゼクティブ スイート(サツキスイート:102㎡)に宿泊しましたので室内の様子、セントレジス大阪の概要やアクセス、マリオットチタンエリート会員特典の内容などをご紹介しました。