ヒルトンのラグジュアリーブランドホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」プレミアムデラックスに宿泊しました。ROKU KYOTOの館内図と客室タイプ、共用部分やプレミアムデラックス室内の様子、アクセス、子連れ宿泊時のポイント、ヒルトンオナーズ会員特典をご紹介します。
目次
- 1 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」とは?
- 2 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」の館内図と客室タイプ
- 3 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」プレミアデラックス室内の様子紹介
- 4 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」共用施設の様子は?
- 5 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」子連れ宿泊時のポイント
- 6 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」ヒルトンダイヤモンド会員特典
- 7 「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」へのアクセスと概要
- 8 最後に
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」とは?
ヒルトンのラグジュアリーブランドホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」(以下ROKU KYOTO)が、2021年9月16日京都洛北エリアの鷹峯三山のふもとにオープンしました。有名な観光名所を用いて簡単に場所を説明すると、金閣寺の近くとなります。
鷹峯三山とは京都市内北部に連なる丘陵、鷹ヶ峰(たかがみね)と鷲ヶ峰(わしがみね)、天ヶ峰(てんがみね)を総称した名称です。
鷹峯三山は、江戸時代に刊行された『都名所図会』にも描かれている景勝地で、昔は貴族が鷹狩りを楽しんだ由緒ある別荘地とも言われています。そんな鷹ヶ峰は、花札の「ススキに月」の絵柄のモチーフになったともいわれています。
ルームキーのケースはその「ススキに月」をモチーフにしたそうです。そして、ルームキーは木製でなかなか素敵です!
アジア太平洋地域初のLXR Hotels & Resorts、京都初のヒルトン
「個性あふれる上質かつ唯一無二の新たなラグジュアリー体験を」をコンセプトとする「LXR ホテルズ&リゾーツ」はヒルトンの独立したコレクションブランドとして2018年に誕生しました。「LXR ホテルズ&リゾーツ」はヒルトンが手がけるラグジュアリーブランドの中でも、高い独立性を保ちながらチェーンの資産を活用できる「ソフトブランド」に位置付けられており、その土地の歴史やストーリーを生かし、独自色を強く打ち出せるのが特徴だそうです。マリオットにおける「オートグラフコレクション」の位置付けですね。
「LXR ホテルズ&リゾーツ」は、2021年時点で、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、米国などに展開し、ROKU KYOTOは「LXR ホテルズ&リゾーツ」として9番目の施設でアジア太平洋地域での初進出、ヒルトングループとして京都での初進出のホテルとなります。
ROKUの由来は?
「ROKU」という名称の由来が分からなかったのでちょっと調べてみました。ホテルの敷地内に流れる「天神川(てんじんがわ)」は、平安時代に川のほとりで紙を漉(す)いた紙座があったことから紙屋川(かみやがわ)とも呼ばれていたそうです。紙を漉くという漢字「漉(ろく)」、また鷹峯三山のふもとを意味する「麓(ろく)」がホテルの名称「ROKU」の由来だそうです。
「しょうざんリゾート京都」とは?
ROKU KYOTOは「しょうざんリゾート京都」内の土地の一部を東急不動産が取得し、ヒルトンとフランチャイズ契約を結んでオープンしたホテルとなります。
「しょうざんリゾート京都」とはどんな施設なのでしょうか?
鷹ヶ峰一帯は、400年以上前、書や陶芸、茶人としても知られる江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦が、徳川家康から与えられた土地で、光悦はここに芸術家や職人たちを呼び寄せ、「鷹ヶ峰芸術村」を開き移り住み、才能ある芸術家を輩出しました。光悦ゆかりの寺院である「光悦寺」や「源光庵」も徒歩圏内にあります。
この地に「しょうざんリゾート京都」を建設したのは、昭和23年に創業した着物メーカー「株式会社しょうざん」で、「美しい着物は美しい環境から」という信念のもと、日本の着物の良さを理解し広めようと、庭園を整備、日本各地の建造物を移築し公開したのが始まりです。
約35,000坪と大変広大な敷地の中には、ROKU KYOTOの他に「ホテルハーヴェスト京都鷹峰」というホテルがあり、その他にもレストラン、山野草や盆栽の展示販売がある茶花園、ウェディング会場、日本庭園、ギャラリーなど、複数の施設があります。
「北庭」はROKU KYOTOの宿泊者はカードキーを見せると無料で入園することが可能です。私は残念ながら時間がなく中に入ることはできませんでした…
ROKU KYOTOは思わず写真を撮りたくなる!
ROKU KYOTOだけでも敷地の広さは12,000㎡以上と緑豊かなラグジュアリー空間となっています。これだけ広いのに客室はたった114室と非常に贅沢な空間です。公式ホームページから写真を引用しますがとっても広々としています。
この広大な敷地には、ホテルの建物、美しい水盤、自然豊かな庭園、天然温泉の屋外サーマルプールがありますが、ホテルの最大の特徴はホテル敷地内広がる水盤だと思います。
中央にはホテルのシンボルツリーでもある台杉が植えられています。
水面には鷹峰三山がまるで逆さ富士のように映り込みます。
夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気になります!
庭園も素晴らしく私が訪れた11月は紅葉がキレイで最高でした!
車寄せの前で出迎えてくれるROKU KYOTOのシンボルツリーである台杉(北山杉)です。台杉の姿はホテルロゴにもなっています。
天然温泉のサーマルプールは屋外プールであるにもかかわらず通年利用OKとなっています。温度は体温と同じ38℃に設定されており心地良い温かさです。
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」の館内図と客室タイプ
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」館内図
ROKU KYOTOの館内図をお示しします!
意外とツインタイプの部屋が少ないなぁという印象を持ったのでツインタイプの部屋の位置を含め、各部屋がどんな客室タイプなのかを合わせて入れましたので事前チェックインなどでお部屋を選ぶときのご参考になれば幸いです。
地下1階
1階
2階
3階
4階
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」の客室タイプ一覧
全114室の客室は大きく5つのタイプで、客室の広さは49㎡~100㎡となっています。スイート以外は客室の面積自体はそんなに変わりがありません
客室タイプ | 面積 | 客室数 | 階数 | |
デラックス | 50㎡ | 64室
キング47室 ツイン15室 アクセシブルルーム 2室 |
2-3階 | |
プレミアデラックス | 50㎡ | 22室
キング14室 ツイン8室 |
4階 | |
ガーデンデラックス | 67㎡
(客室50㎡+プライベートガーデン17㎡) |
22室
キング10室 ツイン12室 |
1階 | |
プールサイドデラックス | 82㎡
(客室49㎡+プライベートテラス33㎡) |
4室
キングのみ |
地下1階 | |
スイート | PEAK スイート | 100㎡ | 1室
キング |
4階 |
ROKUスイート | 100㎡ | 1室
ツイン |
4階 |
客室のテーマは「唐紙」だそうで、西陣織のアートワークなど京都らしいインテリアです。
スパと隣接の「プールサイドデラックス」のみ、スパと同じ「陶器」がテーマだそうでどんな感じなのかすごく気になります
それでは各部屋を公式から画像をお借りして簡単に紹介していきます!
デラックス
ROKU KYOTOでスタンダードな客室となるのが「デラックス」となります。それでも広さは50㎡と十分な広さです。大きな窓から正面に見える鷹峰の景色を楽しめます。
ツインとキングの部屋があります。
プレミアデラックス
「デラックス」と広さやレイアウトなど部屋の基本スペックは変わりませんが、4階の部屋は「プレミアデラックス」となり、Tea Houseのカクテルタイム利用の特典が加わったり、後述のように部屋の備品が変わります。
こちらもツインとキングの部屋があります。
ガーデンデラックス
「ガーデンデラックス」は50㎡の客室に17㎡のプライベートガーデンがついています。ROKU KYOTOで唯一客室で天然温泉を楽しめるタイプの部屋となります。ただ、1階にありプライベートガーデンには高い壁があるのでROKU KYOTOらしい水盤や庭園、鷹峰の景色が見えないのはマイナスポイントかもしれません。
ツインとキングの部屋があります。
プールサイドデラックス
「プールサイドデラックス」は49㎡の部屋に33㎡のテラスが付いています。屋外にあるサーマルプールのプールサイドにある客室でテラスからはそのままプールへと出ていくことができます。テラスにはシャワーもあります。
こちらはキングタイプの部屋のみとなります。
スイート
スイートタイプの客室は「ROKU スイート」と「PEAK スイート」の2種類あります。どちらも広さは100㎡と同じですが、ベッドタイプと窓からの眺望が異なります
「PEAKスイート」はキングの部屋となっています。窓からは鷹峯三山の頂やROKUの庭園を見渡すことができます。
「ROKUスイート」はツインの部屋となっています。窓からはサーマルプールや水盤を見渡せます。
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」客室のランクは?
公式サイトには
デラックス→プレミアデラックス→ガーデンデラックス→プールサイドデラックス→スイート
の順で記載されていたので右に行くほど部屋のランクが上がるのかなと思っていました。
しかし、部屋の値段を見ているとどうも違うようです…
下は私が宿泊した日の数日前に検索した時の値段です。満室のカテゴリーもあり全部ではありませんがだいたいのお値段は把握できるかと思います。
他の日も同様の傾向ですが部屋の宿泊費自体は
デラックス→ガーデンデラックス→プールサイドデラックス→プレミアデラックス→スイート
と右に行くほど高くなり、部屋のランク順になっているものと考えます。
今回私はヒルトンポイント95,000ポイントを利用してデラックスツインを予約していましたが、前日夕方にはアプリをチェックするとプレミアデラックスの部屋にアップグレードして頂いておりました。
私個人的には宿泊する前は温泉がある部屋もいいなぁと思っていましたが、紅葉の時期だったということもありますが、4階のプレミアデラックスから見る景色はとてもよかったです!
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」プレミアデラックス室内の様子紹介
プレミアデラックスルームは4階にあること、備品が少し違うことを除けば、2~3階にあるデラックスルームと部屋のレイアウトは同じようです。
まず部屋に入ったところの写真です!
ベッドルームを見ていきましょう!
今回は3名+添い寝1名だったので窓側のソファーがデイベッド仕様となっています
ベッドサイド左側のナイトテーブルにはBluetoothスピーカーがあります。
こちらはBang&Olufsen(バング&オルフセン)のBEOPLAY-M5だそうです。ホテルの方は担当の方がかなりこだわりを持ってこちらを選ばれたとおっしゃっておられました。
ちなみに他の部屋はBluetoothスピーカーの種類が違うようです。
その他に時計とティッシュが置かれています。
ベッドサイドの集中スイッチはボタンが大きく押しやすいです
で、驚いたのはその下です。何とUSB type C コンセントです!僕はホテルでは初めて見ました。ちょうど新しいApple Watchを購入し充電ケーブルがUSB type Cになったので有難かったですが驚かれる方いらっしゃるでしょうね。
あとはマルチコンセントが一口あります。
ベッドサイド右側のナイトテーブルには電話とテレビのリモコンが置かれています
リモコンにもROKU KYOTOのロゴが入っています
こちら側も集中スイッチとUSB type Cコンセント、マルチコンセントがそれぞれ1口あります。
窓は大きくて景色はとてもいいです!ただ窓側はけっこう部屋の中が外から丸見えなのでご注意ください。
窓側には壺や本がディスプレイされています
反対側も同様です。
こちらの棚の下の蓋を開けるとマルチコンセント1口、USB type Aコンセント2口、HDMI入力端子がありました。デイベッドの枕がこちら側なら便利なんですけどね(笑)
個人的に好みだったのはこちらのテーブルとチェアです。特にチェアがデザインも素敵で、座り心地もよく欲しくなりました!
今気づきましたがテレビ側の壁の写真撮ってませんでした…テレビは最近のホテルによくあるホテルインフォメーションも見られるものでした
ベッドルームから入口側を見るとこのような感じです
ミニバーは木製の戸棚の中です。こちらも僕の好みのデザインです。
開けるとこんな感じです
上段はお酒とスタッフの方が選んだそのお酒に合うおつまみがセットになって置かれています。
ウォッカ:奥飛騨(4800円)&金平糖(1000円)
赤ワイン:レフィエフドラグランジュ(5800円)&ナッツ(1500円)
ウィスキー:碧(5800円)&ドライフルーツ(1000円)
その下の段には食器とネスプレッソ、ミネラルウォーター
食器は地元の作家さんが作られたものでしょうか?カップ&ソーサが良い感じでホテルで販売してくれませんかね(笑)
ミネラルウォーターはFujiミネラルウォーターの瓶です。この後子供の分として追加を持って来て頂きました。
上段右の引き出しはお皿とカトラリーセット、栓抜き
上段左の引き出しはティーバッグとネスプレッソ
ティーバッグは京都伏見の老舗茶屋「椿堂茶舗」監修のROKU KYOTOオリジナル京都緑茶、京都紅茶、茉莉花茶です。
左側中段の引き出しはグラス類
左側下段の引き出しは電気ケトルとアイスペールです
電気ケトルはRUSSELL HOBBSのものでした
下段右側は冷蔵庫です
冷蔵庫の中は特徴あるドリンクが並んでいてなかなかよいラインナップです
上段は谷井農園のオレンジジュース、グレープフルーツジュース、リンゴジュース、マンゴージュース(各1200円)宇治玉露ティー(1200円)
下段はシャンパン:ドゥモワゼルグラン・キュヴェ(3800円)、白ワイン:ムルソー(5800円)、京都のビールが2種類(京都麦酒山田錦、京都花街麦酒まったり)(各1000えん)、エビスとアサヒ熟撰(各1000円)、山崎の水とエビアン(各600円)
扉側は京都ラベルのコカ・コーラ、ファイバーツリープレミアムジンジャーエール、ファイバーツリープレミアムトニックウォーター(各600円)
ベッドルーム以外を見ていきましょう!
入り口入って右側はお手洗いです
トイレの中にもちょっとした手洗いが付いています
入り口右側のお手洗いの奥はクローゼットです。この写真で言うと右側の壁が鏡になっていて一見広く見えますがそうではありません(^^;)
バゲッジラックの下の引き出しにはパジャマが入っています。このパジャマはセパレートタイプでなかなか着心地がよかったです。
もう1つの引き出しには靴ベラ、ブラシ、ランドリーバッグが入っています
さらにその下には雪駄とスリッパ
このスリッパももふもふで履き心地が良いです!
パジャマ、スリッパと褒めて来ましたが最高なのがこのバスローブです!
下の写真を見て頂くとお分かり頂けるかと思いますが裏地がふわふわで着心地が抜群なのです!どのホテルのバスローブより個人的には気に入りました(^^)
後述しますがサーマルプールから上がった時に羽織ると11月でも温かくて寒くありませんでしたのでプールでも是非使ってください。
他には傘とアイロン台が置かれています
反対側の棚にはお散歩バッグと除菌ウェットシートが置かれていました
このお散歩バッグのデザインが鳥獣戯画モチーフでなかなかかわいくてよかったです
ちなみに今ご紹介したバスローブ、雪駄、お散歩バッグは部屋のテレビから購入できます!
バスローブはさすがの30,000円、雪駄は8,000円、お散歩バッグは2,000円となっています。
下段にはセーフティボックス
では入り口入って左側のウェットエリアを見ていきましょう!
黒を基調としたシックな落ち着いた感じで2ボウルとなっています
和というか京都らしいというか陶器製のボウルです
備え付けのミラーの横にある縦長の照明は回すことができます。また女優ライト付きの拡大鏡もあります。
アメニティなどはこんな感じです。左の陶器製のディスペンサーにはハンドソープが入っています。石鹸でなくて、このご時世使いやすくてありがたかったです。
子供用のアメニティは袋に入れられ置かれていました。
中身はこんな感じでいずれもどこかのホテルで見たものが詰め合わせで入っています。
犬のスポンジ、アヒルのスポンジ、ハブラシ、液体ソープ
アメニティ(シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディーローション)は、イギリスの高級ナチュラルスキンケアブランド「VOTARY」で国内初採用だそうです。
動物由来成分を含まず(vegan),動物実験を行わないこと(cruelty-free)をポリシーとして作られている100%オーガニックコスメだそうです。
ちなみにアメニティは客室のテレビで追加をお願いすることもできます
バスソルトは、京都産ヒノキブランド「KYO no HINOKI」のもので、こちらも100%ナチュラル&オーガニックです。マウスウォッシュも置かれています。また陶器製のコップのデザインもよい感じです。
下段真ん中の箱型の引き出しを開けると…
上段にはアメニティが入っています。
歯ブラシ、シェーバー、ヘアブラシ、綿棒、コットンパッド、ソーイングセット、シャワーキャップ、サニタリーバッグなど
ハブラシの柄は木製です!
下段には袋に入ったドライヤー!
何と2020年年末に発売されたばかりのレプロナイザー7D Plusでした!ちなみに他の部屋はレプロナイザー4Dだそうです。
バスルームはレインシャワーとハンドシャワーの2つがあります。
奥の障子のような扉を開けると室内から丸見えとなります
子供と一緒に入るのに座りたかったのでこれまた客室のテレビでお風呂用の椅子と風呂桶をお願いしました!
電話でいろいろお願いするのが恥ずかしい私にとってはテレビで気軽にお願いできるこのシステムはとても良いです!
食事に行っている間にターンダウンもお願いしました
ベッドの上にパジャマが用意され、床にスリッパが出されていました
テーブルの上にはミネラルウォーター、コップ、アイスペールが出されていました
バスアメニティはバスルームへ移動、その代わりにハブラシが出されていました
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」共用施設の様子は?
まずホテルのエントランスを入ると台杉を中心としたロータリー状の車寄せとなっています
ホテルのロゴにもなっているROKU KYOTOのシンボルツリーである台杉(北山杉)がインパクトがあります
エントランス棟は京都らしく町屋のような格子と木が印象的です
左右に「ROKU KYOTO」と「LXR Hotels & Resorts」の看板があります
エントランスを入るとまず水盤が目に留まります!そしてその奥に素敵な庭園が見えて素晴らしいエントランスです。シンメトリーなのもよいですね!
オープンなエントランスは日本では珍しいですよね~海外のリゾートホテルのエントランスのようです
夜は幻想的でまた違った雰囲気です
ロビー(1階)
先ほどのエントランスの右側の扉を入るとロビーです。エントランスの天井が低かったのでロビーに入ると開放感があります。こちらもシンメトリーな空間です。
チェックインはこちらのソファーに座って行います
黒豆シナモンほうじ茶にほうじ茶わらび餅を頂きました!
Tea House(1階)
営業時間:7:00~21:00(カクテルタイム 17:00~18:30)
エントランスからロビーと反対の左側の扉を入るとTea Houseとなります。こちらも天井が高く開放感ある空間です。
この空間もシンメトリー
おすすめは水盤側の席です。お茶を飲みながら眺めていると心が落ち着きます。
壺や茶器などがディスプレイされた棚の下には無料のティーバックが置かれていました。ティーバッグは部屋に置かれているものと同じ「椿堂茶舗」監修のティーバッグで京都紅茶、茉莉花茶、京都緑茶の3種類です。
夜はまた違った雰囲気ですね
カクテルタイム
17:00~18:30のカクテルタイムは4階プレミアデラックスとスイート宿泊者、ヒルトンダイヤモンド会員のみが利用可能です。
私は17時3分に到着しましたが時すでに遅し…Tea Houseは満席とのことで第2会場のTENJINに案内されました。TENJINの奥のBarエリアでカクテルタイムのサービスを受けました。
フィンガーフード5種類
Tea Houseでは小鉢を自分で選んで取るスタイルだったように見受けられましたが、第2会場のTENJINではワンプレートで提供されました
フリードリンクはシャンパンとジュース2種類です
シャンパン「ポメリー ブリュット ロワイヤル」
クランベリージュース、白桃ジュース
ディナーの予約をしていたので前菜代わりにちょうど良い量でした!
庭園(Takagamine Forest:鷹ヶ峰フォレスト)
エントランス棟とA棟、B棟に囲まれた部分は庭園になっており案内図には「Takagamine Forest(鷹ヶ峰フォレスト)」と記載されています。
11月初旬で少し紅葉には早いかと思っていましたが十分に綺麗でした!
Tea House前から見る感じもいいですね~
レストランTENJIN(1階)
ROKU KYOTOのレストランは「TENJIN」(テンジン)ひとつとなります。これは、しょうざんリゾート京都は、中華料理と和食のレストランを5店舗展開しているためで、これらをホテルの付帯施設として利用できることから、高い独立性を保ちながらチェーンの資産を活用できる「LXR ホテルズ&リゾーツ」が最適だったようです。
TENJIN の名称はホテルの敷地内を流れる「天神川(てんじんがわ)」が由来です。天神川は桂川と合流し,桂川,木津川,宇治川の三川が合わさって淀川となります。
TENJIN内でディナータイムのみオープンする「シェフズテーブル」、朝食からディナーまで幅広く提供する「オールデイダイニング」、カフェタイムにはアフタヌーンティーを中心に夜にはアルコールを用意する「ザ バー」と3つのエリアに別れています。
TENJINのディナーの様子は以下の記事をご参照下さい
TENJINの朝食ハーフブッフェの様子は以下の記事をご参照下さい
フィットネス(1階)
この右側にフィットネスがあります
ルームキーで解錠して入ると陶器がディスプレイされた棚にタオルやミネラルウォーターが置かれています
珍しい紙パックに入ったHAVARY'Sというミネラルウォーターは冷蔵庫の中に冷やしたものが、外の棚に常温のものが置かれています
トレーニングエリアはこのようになっています
ウエイトトレーニングマシン、バーベル、バランスボールなど
フィットネスバイクなど
ルームランナー
ルームランナーやフィットネスバイクをしながらプールを見下ろせます
サーマルプール(地下1階)
営業時間:8:00~21:00
※現在は予約制
※4歳未満利用不可、4歳以上16歳未満は保護者同伴で10-17時のみ利用可
プールの広さは25m×8mで深さ1.2mとなっています
最初はさすがに11月だし寒いし屋外のプールはちょっと…と思っていましたが、Twitterでフォロワーさんが入っておられたのを知り、チャレンジしてみることにしました!
水温は約38℃で季節によって変更するようです。サーマルプールに入っている間は暖かいですし、プールを出てからもバスローブを羽織れば大丈夫でした。
下の写真の格子の奥の真ん中が採暖室、左が女子更衣室への入り口、右が男子更衣室への入り口となっています。
更衣室の中はこんな感じです
ミネラルウォーター、おしぼり、バスタオル、バスローブは更衣室に置かれていますので部屋から持参する必要はありません
左がお手洗い、右がシャワールームとなっており、この奥がサーマルプールへの出口となっています
ROKU SPA(地下1階)
営業時間:10:00~21:00
※16歳未満は利用不可
スパのレセプションはこのような雰囲気です
今回SPAは利用しませんでしたのでホテルの案内をお借りしておきます
3部屋のトリートメントルームのうちツインルームだけには温泉がついているようです!
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」子連れ宿泊時のポイント
子供の添い寝の条件は?
事前に問い合わせるとこのような返事が返ってきました
「子供の添い寝は6歳未就学児まで」となります。6歳でも小学校に入学していれば添い寝不可で1名分として料金がかかるとのことです。
また3名1室のケースではエキストラベッド代は不要で、窓側のソファーをベッドとして使用することになります。ソファーが嫌なら10,000円追加でエキストラベッドを入れて下さるようです。
子供の食事は?
レストラン
ROKU KYOTO内のレストランTENJINではキッズメニューが用意されています。
パスタやハンバーグなどメニューの種類もこういうホテルにしては多いと感じました。
TENJINのキッズメニューは以下をご参照下さい!
お子様メニュー我が家の幼稚園児は「国産牛のキッズハンバーグステーキ」を頂きました!
インルームダイニング
また、インルームダイニングにもキッズメニューはあり、レストランのメニューと変わりませんので、お部屋で食事される場合でも問題ありません。
子供用のアメニティやパジャマは?
子供用のアメニティーは先ほどもご説明したように、ハブラシ、スポンジ、子供用オールインワンシャンプーなどが袋に入れられて準備されていました
また、子供用のアメニティーについてセットはもちろん、単品で追加したい時も部屋のテレビからお願いすることが可能です
子供用パジャマについても室内のテレビからお願いすることが可能です
子供用パジャマは120㎝と140㎝の2種類用意されているようです
子供のサーマルプールの利用は?
サーマルプールの営業時間は8時から21時となっています。
しかし、子供の利用には制限があります。
・4歳未満は利用不可
・4歳以上16歳未満は保護者同伴で10時から17時の利用
となっていますのでご注意ください。
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」ヒルトンダイヤモンド会員特典
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」ヒルトンダイヤモンド会員特典は以下のようになっています
・レストラン「TENJIN」でのハーフブッフェ朝食(7:00~10:30)
・「Tea House」でのカクテルタイム(17:00~18:30)
・当日の空室状況によりプリファードルームへのアップグレード
ヒルトン上級会員などホテル上級会員特典については以下の記事をご参照下さい。
またステイタスマッチでヒルトンダイヤモンド会員なることも可能です。以下の記事をご参照下さい。
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」へのアクセスと概要
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」の概要
所在地
〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1
延床面積
約12,378㎡
交通アクセス
JR東海道線「京都」駅から車で約30分
京都市営地下鉄「北大路」駅から車で約15分
客室数
114室
TEL
075-320-0111
FAX
075-320-0112
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」へのアクセス
ROKU KYOTO周辺の地図は以下のようになっています
ちなみに私の車のナビは古いので「しょうざんボウル」で検索して行きました!ROKU KYOTOはしょうざんボウルの跡地にできたようです。
公式リリースの簡単な地図をお示しします。最寄り駅としては京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅となりますが、北大路駅からでも車で10分ほど、タクシーで1200円前後はかかります。
公式サイトには以下のような記載があります
車・ハイヤー・タクシーにてお越しの場合
関西国際空港より 約2時間
大阪国際(伊丹)空港より 約1時間
JR京都駅より 約30分
京都市営地下鉄 北大路駅より 約15分電車・バスにてお越しの場合
地下鉄烏丸線「京都駅」-「北大路駅」13分
京都市営バス「北大路」-「金閣寺道」10分
金閣寺道より徒歩 約15分地下鉄烏丸線「京都駅」-「北大路駅」13分
京都市営バス「北大路」-「北木ノ畑町」10分
北木ノ畑町より徒歩 約15分
バスで行くのは非現実的なので、車で行くか、北大路駅からタクシーというのが無難なアクセスとなりますかね!
ちなみに駐車場代は自分で出し入れするなら無料、バレーパーキングで2,000円/泊(3,000円だったかもしれません…と言われた気がしましたが、案内のメールでは一回出し入れにつき1,000円)でした。駐車場まで歩いて1分もかかりませんので自分で止めに行きました!
最後に
2021年9月にオープンしたヒルトンのラグジュアリーブランドホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」プレミアムデラックスに宿泊しましたので、ROKU KYOTOの館内図と客室タイプ、共用部分やプレミアムデラックス室内の様子、アクセス、子連れ宿泊時のポイント、ヒルトンオナーズ会員特典をご紹介しました。
10万円以上支払って泊まるかと言われるとちょっと考えてしまいますが、またポイントを貯めて宿泊したいと思います!