具体的に2022年5月のマリオット無料宿泊に必要なポイントがどう変動しているかを調べてみましたのでご紹介します。2020年以降海外では無料宿泊に必要なポイントについていわゆるダイナミック・プライシングが導入されており、とうとうマリオットでも無料宿泊に必要なポイントが変動制になりました。
目次
マリオット無料宿泊必要ポイント変動制の導入
昨年既に発表されていたように2022年3月29日からマリオットはポイント無料宿泊に必要なポイント数がフレキシブルレートとなる、いわゆるポイント変動制を導入しました。
Starting March 2022, hotel categories (1-8) and redemption rates classified as Off-Peak, Peak, or Standard will be replaced with flexible point redemption rates. That means the amount of points needed to redeem a stay will be more flexible and will more closely align with hotel rates — based on availability, seasonality, etc. If you’re traveling somewhere with a lot of availability, you can expect to use fewer points. And if the destination you love is busier during your preferred dates, the redemption amount may increase.
マリオットの無料宿泊は2022年3月まではカテゴリー制
2022年3月まではマリオットホテル無料宿泊における必要ポイントは以下の表のようにカテゴリー制となっていました。カテゴリー1から8の8段階、またそれぞれにスタンダード、オフピーク、ピークの3種類が存在します。つまり24通りのパターンが存在し、1泊あたり5,000から100,000ポイントが必要となります。
カテゴリー | スタンダード | オフピーク | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
ポイント変動制導入で無料宿泊に必要ポイントはどうなるのか?
マリオットは「必要ポイントの範囲は現在と同じ」と言うが…
マリオットは公式サイトのFAQでは以下のように回答しています
Will it now cost me more points to redeem?
While an award night can still be booked the same way it always has been, the redemption rate of an award night is now more flexible. That means when there is more availability at the hotel – during slower periods, for instance – redemption rates may be lower. In general, the range of points required to redeem a stay at a hotel will be the same as they are today.
直訳すると…
特典交換に必要なポイント数は増えますか?
特典宿泊のご予約はこれまでと同じ方法で可能ですが、特典宿泊の交換レートはよりフレキシブルになりました。つまり、ホテルの空室率が高い場合(たとえば繁忙期)には、交換レートが低くなる可能性があります。一般的に、ホテルでの宿泊を交換するために必要なポイントの範囲は、現在と同じです。
「一般的にホテルでの宿泊を交換するための必要ポイントの範囲は現在と同じです」と答えています。
そしてマリオット公式Twitterで例として挙げたホテルではさほど必要ポイントが変動していないように見えます
In March 2022, we’ll introduce new flexible point redemption rates that move more closely in line with hotel rates, giving you even more options to choose from. (4/5) pic.twitter.com/MnjZMU28ZC
— Marriott Bonvoy (@MarriottBonvoy) October 26, 2021
普通に考えると繁忙期の人気ホテルは必要ポイント増加するでしょうね
一方で、当たり前ですが
That means the amount of points needed to redeem a stay will be more flexible and will more closely align with hotel rates — based on availability, seasonality, etc. If you’re traveling somewhere with a lot of availability, you can expect to use fewer points. And if the destination you love is busier during your preferred dates, the redemption amount may increase.
「つまり、宿泊の交換に必要なポイント数がより柔軟になり、空室状況や季節性などに応じて、ホテルの料金とより密接に連動するようになります。空室の多い場所への旅行であれば、より少ないポイント数でのご利用が期待できます。また、ご希望の旅行先がご希望の日程で混雑している場合は、交換額が増える可能性があります。」
という記載も見られます。
とりあえずは2022年3月29日からポイントが増加するホテルが事前に発表されていました。約200軒のホテルで最低必要ポイントが引き上げられ、そのうち約30軒のホテルではピーク時に必要なポイント数が従来のカテゴリー8のレートを上回る可能性があります。
公式サイトは以下のリンクからどうぞ!
リストから日本国内のホテルを抜き出します
最大20,000ポイント増加するホテル
現行最大100,000ポイント/泊(カテゴリー8ハイシーズン)→最大120,000ポイント/泊へ引き上げとなります
HOTEL THE MITSUI KYOTO(カテゴリー8)
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都(カテゴリー8)
ザ・リッツ・カールトン京都(カテゴリー8)
京都の3ホテルは事前から言われていたようにやはり必要ポイント数がアップしました。どんなホテルなのかは宿泊記をご参考になさって下さい。
最大30,000ポイント増加するホテル
現行最大70,000ポイント/泊(カテゴリー7ハイシーズン)→最大100,000ポイント/泊へ引き上げとなります
ザ・リッツ・カールトン日光(カテゴリー7)
2022年は移行期間で2023年から完全変動制へ移行?
ONE MILE AT A TIMEのMarriott Bonvoy Eliminates Award Charts, Introduces Dynamic Award Pricingという記事に興味深い記載がありました。
Between March 2022 and the end of 2022, award pricing at more than 97% of properties will continue to range between off-peak and peak redemption rates; that means just under 3% of hotels will have redemption rates in a higher range than what they currently are for 2022
「2022年3月から2022年末までの間、97%以上のホテルの特典価格はオフピークとピークの間で推移し、2022年には3%弱のホテルの特典価格が現在よりも高くなります。」
つまり、多くのホテルはマリオットが「必要ポイントの範囲は現在と同じ」と言うようにオフピークとピークの間で推移するものの、2022年中に数%のホテルの特典レートが上がるようです。皆さんが特典で狙うようなカテゴリーが高いホテルについては「現在と同じ」レートではなくなる可能性が高いと個人的には予想します。その理由は後で述べますね。
Starting in 2023, there will be no more limits on award pricing across the board
「2023年からは、すべての特典価格に制限がなくなります。」
また、2022年は移行期間として多くのホテルがオフピークとピークの間でポイント数が推移するのでしょうが、2023年からは制限がなくなるようですので変動幅が大きくなりそうです。
ポイント宿泊するとホテルにはどれくらいマリオットから支払われる?
これまた先ほどご紹介したONE MILE AT A TIMEのMarriott Bonvoy Eliminates Award Charts, Introduces Dynamic Award Pricingという記事に興味深い記載がありました。
For background, it’s probably worth understanding the economics of hotel loyalty programs:
・Marriott doesn’t own a vast majority of properties, but rather just has a management or franchise agreement with them
・When a member redeems Marriott Bonvoy points, the loyalty program pays the hotel some amount for that stay
・The amount reimbursed is dependent on a combination of how full the hotel is, and what the average daily rate is; if a hotel is nowhere close to full, the reimbursement rate is low (just enough to cover the incremental costs of serving that guest), while if a hotel is close to full (think 95%+ occupancy), the hotel is reimbursed at pretty close to the average daily rateIn other words, the most costly redemptions for Marriott Bonvoy are when members redeem at expensive, full hotels, since the program is paying close to full price for that stay on behalf of the member. It seems pretty clear that these award program changes are intended to address that, and to eliminate any overly costly redemptions for Marriott Bonvoy.
Expect hotels that are consistently full with high average daily rates to be the most negatively impacted by these changes.
つまり、会員がポイントを利用した無料宿泊をした場合、マリオットからホテルに稼働率とその日の宿泊料金に応じた額が支払われる仕組みで、マリオットにとっては会員が稼働率が高く高額なホテルに宿泊すると支払額が大きくなるというわけです。つまり、今回のポイント変動制は稼働率が高く、宿泊料金が高いホテルに最も大きな影響を及ぼすと予想されます。
IHGは変動チャート導入後必要ポイントが増加…
IHGでもポイント変動制が導入された後は基本的には必要ポイントが上がっています。
ヒルトンでも変動チャート導入後必要ポイントが増加傾向です。下の画像のコンラッド大阪のように絶対にポイントを使って宿泊しないくらいひどいポイント数が必要となるケースがあります。
ヒルトンのようにポイントで支払う気が失せるようなめちゃくちゃ多いポイントがマリオットには出現しないことを個人的には祈りたいところです…
残念ながら閑散期にあまり人気のないホテルに宿泊する以外は基本的にはマリオットでも無料宿泊に必要なポイント数は今後増加するものと予想されます。
2022年5月の日本のマリオットホテルでの無料宿泊に必要なポイント数は?
それでは2022年3月末にマリオットホテルでの無料宿泊に必要なポイントが変動制となってから実際に必要なポイントはどうなったのでしょうか?2022年5月の必要ポイントについて日本の全マリオットホテルを調べてみましたのでご報告します。5月を選んだのはGWという繁忙期とその後の閑散期が混在していること、かなり後の日程の必要ポイントは高めに設定されていることからなるべく近くて夏ほど繁忙期でない5月を選んで調べたわけです。
2022年3月までのカテゴリー順に並べて必要ポイントを見ていきましょう!
カテゴリー3
カテゴリー3はスタンダード17,500ポイント/泊、ピーク20,000ポイント、オフピーク15,000ポイントでしたがどうなっているでしょうか?
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
15,000~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようです
フォーポイントバイシェラトン函館
16,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮
16,000~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ
17,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上
15,000~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようです
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜高山荘川
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・三重御浜
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波
15,000~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようです
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立
15,000~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようです
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
12,400~19,000ポイントとポイントセーバー設定の日が多くカテゴリー3のオフピークよりもお得なポイント数で宿泊できます
フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
15,500~20,000ポイントとカテゴリー3の変動の範囲に収まっているようですがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
カテゴリー4
カテゴリー4はスタンダード25,000ポイント/泊、ピーク30,000ポイント、オフピーク20,000ポイントでしたがどうなっているでしょうか?
コートヤード・バイ・マリオット白馬
20,000~30,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようです
コートヤード・バイ・マリオット名古屋
20,000~27,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようですがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港
20,000~24,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようですがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ
20,000~30,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようです
モクシー大阪新梅田
20,000~28,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようですがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
モクシー大阪本町
20,000~25,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようですがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
ポイント宿泊が人気でポイント宿泊枠にあまり空きがありませんが、20,000~28,000ポイントとカテゴリー4の変動の範囲に収まっているようです。ピークのポイント数が必要な日はありませんでした
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
ポイント宿泊が人気でポイント宿泊枠にあまり空きがありませんが、22,000~23,000ポイントとカテゴリー4の中でも少なめのポイント数となっています。
カテゴリー5
カテゴリー5はスタンダード35,000ポイント/泊、ピーク40,000ポイント、オフピーク30,000ポイントでしたがどうなっているでしょうか?
ウェスティンホテル仙台
31,000~38,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
シェラトン都ホテル東京
32,000~35,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
アロフト東京銀座
30,000~35,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
ACホテル東京銀座
30,000~35,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
30,000~37,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
モクシー東京錦糸町
31,000~37,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
32,000~40,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
ウェスティンホテル横浜
2022年5月20日に開業のためポイント宿泊できる日は少ないですが、31,000~32,000ポイントとオフピークのポイント数で予約できる日はないものの比較的少なめのポイント数で宿泊できます
富士マリオットホテル山中湖
GWや土曜日にポイント枠がないからというのもありますが、30,000~34,000ポイントと比較的少なめのポイント数で宿泊できます
伊豆マリオットホテル修善寺
GWや土曜日にポイント枠がありません。32,000~40,000ポイントとなっていますが、平日が40,000ポイントと必要ポイントが比較的多めとなっています。
名古屋マリオットアソシアホテル
30,000~38,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
琵琶湖マリオットホテル
30,000~37,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
モクシー京都二条
24,000~35,000ポイントの範囲ですが、24,000~27,200ポイントとポイントセーバー設定の日が多くカテゴリー5のオフピークよりもお得なポイント数で宿泊できる日が多いです。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション
30,000~34,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
アロフト大阪堂島
30,000~37,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
シェラトン都ホテル大阪
31,000~35,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
30,000~31,000ポイントとカテゴリー5の中では必要ポイントが少なめとなっています
南紀白浜マリオットホテル
30,000~40,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっています
シェラトングランドホテル広島
31,000~40,000ポイントとカテゴリー5の変動の範囲に収まっていますがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
カテゴリー6
カテゴリー6はスタンダード50,000ポイント/泊、ピーク60,000ポイント、オフピーク40,000ポイントでしたがどうなっているでしょうか?
シェラトン北海道キロロリゾート
キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
シェラトン北海道キロロリゾート とキロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道 は2022年4月3日をもって閉館、マリオットから脱退となりました…
ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ポイント泊ができる日が少なめですが、オフピークの40,000ポイントで宿泊できます
東京マリオットホテル
42,000~44,000ポイントとカテゴリー6では比較的少なめのポイント数で宿泊できます
コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション
40,000~41,000ポイントとカテゴリー6では比較的少なめのポイント数で宿泊できます
軽井沢マリオットホテル
GWや土曜日にポイント枠がありません。46,000~60,000ポイントと必要ポイントが比較的多めとなっています。
ウェスティン都ホテル京都
46,000~50,000ポイントとカテゴリー6の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフ コレクション
34,400~60,000ポイントとポイントセーバーのポイントからピークのポイントまで変動の幅が大きいです
HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル
40,000~60,000ポイントとカテゴリー6の変動の範囲に収まっていますが、多くの日は40,000~42,000ポイントと比較的少なめのポイント数で宿泊できます。個人的にはこちらのホテルはカテゴリーが高すぎると感じているのでもうちょっと必要ポイントが少なくあって欲しいのですが…
ウェスティンホテル大阪
42,000~60,000ポイントとカテゴリー6の変動の範囲に収まっていますが、GW以外は42,000~45,000ポイントと少なめのポイント数で宿泊できます
大阪マリオット都ホテル
40,000~60,000ポイントとカテゴリー6の変動の範囲に収まっています
W大阪
52,000~60,000ポイントとカテゴリー6の変動の範囲に収まっていますがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
JWマリオット・ホテル奈良
47,000~53,000ポイントとカテゴリー6の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
カテゴリー7
カテゴリー7はスタンダード60,000ポイント/泊、ピーク70,000ポイント、オフピーク50,000ポイントでしたがどうなっているでしょうか?
ウェスティン ルスツリゾート
50,000~52,000ポイントとカテゴリー6では比較的少なめのポイント数で宿泊できます
ザ・リッツ・カールトン日光
ポイント宿泊が人気でほぼ空きはありません。また、上述したように2022年3月までは最大70,000ポイント/泊(カテゴリー7ハイシーズン)でしたが、2022年3月30日以降は最大100,000ポイント/泊へ引き上げとなります。
91,000~100,000ポイントと必要ポイントがかなり多くなっています。以前の倍くらいしていますね…
メズム東京、オートグラフ コレクション
52,000~67,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
ウェスティンホテル東京
50,000~70,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっています。平日は50,000ポイント、休前日は70,000ポイントと分かりやすいですね
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
50,000~70,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっています
ザ・リッツ・カールトン大阪
58,000~63,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
セントレジスホテル大阪
55,000~60,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
ルネッサンスリゾートオキナワ
以前からポイント泊の予約が難しいホテルで、特に夏の繁忙期のポイント泊はかなり難しいです。2022年5月もほとんどポイント宿泊枠が空いていません…予約可能な日は52,000~70,000ポイントとなっています。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
GWのポイント泊の枠は空いていませんが、その他の日は50,000ポイントとオフピークのポイント数で予約できます
カテゴリー8
カテゴリー8はスタンダード85,000ポイント/泊、ピーク100,000ポイント、オフピーク70,000ポイントでしたがどうなっているでしょうか?
ザ・リッツ・カールトン東京
70,000~91,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日はありませんでした
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル
70,000~100,000ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっています
東京エディション虎ノ門
76,000~89,500ポイントとカテゴリー7の変動の範囲に収まっていますがピークのポイント数が必要な日、オフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
ザ・リッツ・カールトン京都
上述したように2022年3月までは最大100,000ポイント/泊(カテゴリー8ハイシーズン)でしたが、2022年3月30日以降は最大120,000ポイント/泊へ引き上げとなります。
80,500~100,000ポイントと現時点ではカテゴリー8のハイシーズンのポイント数に収まっています
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
上述したように2022年3月までは最大100,000ポイント/泊(カテゴリー8ハイシーズン)でしたが、2022年3月30日以降は最大120,000ポイント/泊へ引き上げとなります。
94,000~119,500ポイントと週末中心に従来の天井を超えたポイントが必要な日が多く見られます
HOTEL THE MITSUI KYOTO,ラグジュアリーコレクションホテル&スパ
上述したように2022年3月までは最大100,000ポイント/泊(カテゴリー8ハイシーズン)でしたが、2022年3月30日以降は最大120,000ポイント/泊へ引き上げとなります。
64,400~103,000ポイントと現時点ではポイントセーバーでお得な日から週末を中心に従来の天井を超えたポイントが必要な日まで大きな幅があります
ザ・リッツ・カールトン沖縄
71,500~100,000ポイントとカテゴリー8の変動の範囲に収まっていますがオフピークのポイント数で予約できる日はありませんでした
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
70,000~100,000ポイントとカテゴリー8の変動の範囲に収まっています
今後は「Top Off」に注目!無料宿泊特典とポイントとの合算利用が可能に!
In early 2022, Members will have the opportunity to increase their Free Night Award by adding up to 15,000 additional points, expanding the value of the award and possible options across the portfolio.
無料宿泊特典に最大15,000ポイントを追加して使用可能となる「Top Off」という制度が開始となります。Top offという英語は個人的にはあまり聞き慣れないのですが、「最後に乗せる」とか「最後に付け加える」という意味があるようですね。
例えば、従来は、マリオットボンヴォイアメックス(旧SPGアメックス)の更新で貰える無料宿泊特典は50,000ポイントまで、75泊達成後のチョイス特典でもらえる無料宿泊特典は40,000ポイントまでの宿泊にしか使えませんでした。つまり、これまでは無料宿泊特典のそれぞれに定められた上限を超えて利用することができず、また、差額のポイントを支払ってより高いカテゴリーのホテルに無料宿泊特典を利用して宿泊することができなかったのですが、2022年中には無料宿泊特典に最大15,000ポイントを加算して利用できるようになるようです。従って、SPGアメックスの継続特典では65,000ポイント、75泊のチョイス特典では55,000ポイントとワンランク上のホテルに無料宿泊特典を使うことも可能となりそうです。
最後に
とうとうマリオットでも無料宿泊に必要なポイントが変動制になりましたので、具体的に2022年5月のマリオット無料宿泊に必要なポイントがどう変動しているかを調べてみました。今年はだいたいこのような感じで推移しそうですが、来年以降どうなるのか気になるところです。
今のところは先の日程は必要ポイントが多めで日が近づくにつれ必要ポイントが下がるケースがある印象ですので、確保しているポイント宿泊についてはこまめに必要ポイントの変動をチェックし、必要ポイント数が減っていれば予約を取り直すのが良さそうです。