陸マイラーやホテルステイが好きな方に人気のクレジットカードであるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードに紹介で新規入会すると最大88,500ポイントが貰えます。新規入会キャンペーンの内容をまとめ、88,500ポイントあれば何ができるか、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを持つメリットをご紹介します。
目次
- 1 マリオットアメックスプレミアム新規入会キャンペーンで最大88,500ポイント!
- 2 マリオット未入会の方は会員からの紹介で入会するとさらにポイント貰えます
- 3 マリオットアメックスが2022年2月から日本でも発行開始!
- 4 マリオットアメックスプレミアムはSPGアメックスの後継カード
- 5 マリオットアメックスとマリオットアメックスプレミアムの2種類がある
- 6 マリオットアメックスとマリオットアメックスプレミアムを徹底比較!
- 7 マリオットアメックスカードの特典を解説
- 8 その他アメックスカードとしての特典
- 9 SPGアメックスとマリオットアメックスの比較
- 10 Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは発行する意義に乏しいか…
- 11 最後に
マリオットアメックスプレミアム新規入会キャンペーンで最大88,500ポイント!
2022年8月25日~10月20日まで期間限定(?)でマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードに紹介によって新規入会すると最大88,500ポイントが獲得できるキャンペーンが実施されています。
正直言って誰にでも強くお勧めできるキャンペーンではありませんが、入会後6か月以内に75万円決済できる方には是非オススメしたい入会キャンペーンではあります。
入会後3か月以内に30万円利用でボーナスポイント | 36,000ポイント |
入会後3か月以内に75万円利用でボーナスポイント | 30,000ポイント |
75万円利用で付与される通常ポイント | 22,500ポイント |
合計 | 88,500ポイント |
ちなみにプレミアムでないマリオットアメックス(Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード)に紹介によって新規入会すると最大37,000ポイントが獲得できるキャンペーンが実施されています。
入会後3か月以内に30万円利用でボーナスポイント | 13,000ポイント |
入会後3か月以内に45万円利用でボーナスポイント | 15,000ポイント |
45万円利用で付与される通常ポイント | 9,000ポイント |
合計 | 37,000ポイント |
88,500ポイントあれば何ができる?
マイル編
詳しくは後述しますが、普段の買い物で貯めたポイントを航空会社のマイルにする際の還元率はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは100円あたり1.25マイルと他カードより高めです。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを普段の買い物に利用すると利用金額100円につき3ポイントが貯まります。
貯まったポイント基本的には「100円=3ポイント=1マイル」に交換できるのですが、60000ポイントの交換で15000ポイントのボーナスがつき25000マイルになります。つまり、100円=1.25マイルとなるわけです。
通常のレート
60,000ポイント = 20,000マイル
ボーナスマイルを利用したレート
60,000ポイント = 25,000マイル
つまり、88500ポイントのうち、60,000ポイントをまとめて交換すると25,000マイル、残りの28,500マイルを交換すると9,500マイルとなり合計すると34,500マイルとなります。
マイルに交換すれば34,500マイル
無料宿泊編
2022年3月まではマリオットホテル無料宿泊における必要ポイントは以下の表のようにカテゴリー制となっていました。カテゴリー1から8の8段階、またそれぞれにスタンダード、オフピーク、ピークの3種類が存在します。つまり24通りのパターンが存在し、1泊あたり5,000から100,000ポイントが必要となります。
カテゴリー | スタンダード | オフピーク | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
しかし、2022年3月29日からマリオットはポイント無料宿泊に必要なポイント数がフレキシブルレートとなる、いわゆるポイント変動制を導入しました。詳細については以下の記事をご参照ください。
88,500ポイントあれば日を選べばカテゴリー8の
HOTEL THE MITSUI KYOTO
ザ・リッツ・カールトン東京
東京エディション虎ノ門
などにも日を選べば泊まれることになります!
無料宿泊なら最高級であるカテゴリー8の一部のホテルに宿泊できる!
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード紹介入会申し込み方法
私からご紹介という形になりますのでお手数ですが以下の問い合わせフォームに「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード紹介希望」と記入してご連絡下さい。
お名前は偽名やハンドルネームなどでも大丈夫です。紹介を希望される方の個人情報(お名前、お仕事、年収など)を僕が知ることはありませんのでご安心ください。また逆に紹介を希望される方が僕の個人情報を知ることもできません(笑)
メールアドレスを教えることに抵抗がある方はTwitterやInstagramのアカウントにご連絡頂いてもOKです。
マリオット未入会の方は会員からの紹介で入会するとさらにポイント貰えます
マリオットの会員制度「Marriott Bonvoy」に未入会の方は既存のMarriott Bonvoy会員からの紹介で入会するとさらに10,000ポイントをゲットできるチャンスがあります。
1滞在するごとに2,000ポイントを5回まで、つまり最大10,000ポイントをゲットすることができます。期限は入会後1年以内となります。
マリオットの紹介プログラム「お友達にもリワードを」を利用してさらにポイントをゲットされたい方はお手数ですが以下の問い合わせフォームに「マリオット紹介プログラム希望」と記入してご連絡下さい。
興味を持たれた方はマリオットアメックスカードについて詳細を見ていきましょう!
マリオットアメックスが2022年2月から日本でも発行開始!
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルとマリオット・インターナショナルは2月8日、新しい提携クレジットカードを日本で発行すると発表しました。発行するのは、「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」と「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の2種類となります。
マリオットアメックスプレミアムはSPGアメックスの後継カード
マリオット ボンヴォイ アメックスカードの前身であるSPGアメックスはかなり人気のクレジットカードでした。
SPGアメックスをお持ちだった方は、カード記載の有効期限までSPGアメックスを使うことができますが、2022年2月24日以降は特典はマリオットアメックスプレミアムに段階的に切り替わります。手続きは特に不要です。
旧カードとなるSPGアメックスの詳細については以下の記事をご参照下さい
マリオットアメックスとマリオットアメックスプレミアムの2種類がある
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
カードの特長
Marriott Bonvoyシルバーエリートを自動付与、100万円/年以上の決済でMarriott Bonvoyゴールドエリートへのアップグレードも
家族カードが1枚目無料
150万円/年の利用で継続時に1泊35,000ポイントの無料宿泊付与
Marriott Bonvoyポイントがマリオットホテル利用で100円=4ポイント、日々の利用で100円=2ポイント
ザ・リッツ・カールトンやセントレジスホテルでの連泊で「100$プロパティクレジット」
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
カードの特長
Marriott Bonvoyゴールドエリートを自動付与、400万円/年以上の決済でMarriott Bonvoyプラチナエリートへのアップグレードも
家族カードが1枚目無料
150万円/年の利用で継続時に1泊50,000ポイントの無料宿泊付与、無料宿泊特典にポイント追加が可能に
Marriott Bonvoyポイントがマリオットホテル利用で100円=6ポイント、日々の利用で100円=3ポイント
ザ・リッツ・カールトンやセントレジスホテルでの連泊で「100$プロパティクレジット」
スマートフォンの修理費用を3万円まで補償する「スマートフォン・プロテクション」
マリオットアメックスとマリオットアメックスプレミアムを徹底比較!
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」と「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の2種類のカードをざっと比較した表が以下となります!
マリオットアメックス | マリオットアメックスプレミアム | |
---|---|---|
年会費(税込) | 23,100円 | 49,500円 |
家族カード年会費 | 1枚目:無料
2枚目以降:11,550円 |
1枚目:無料
2枚目以降:24,750円 |
日常利用でのポイント還元率 | 100円=2ポイント | 100円=3ポイント |
マリオット利用でのポイント還元率 | 100円=4ポイント | 100円=6ポイント |
マリオットステータス | シルバー
ゴールド (100万円/年以上の決済で付与) 2022年は2/24-12/31 |
ゴールド
プラチナ (400万円/年以上の決済で付与) 2022年は2/24-12/31 |
上位エリート達成に向けた宿泊実績付与 | 入会・継続時に5泊 | 入会・継続時に15泊 |
無料宿泊特典 | 継続時に1泊35,000ポイントの無料宿泊付与
(150万円/年の利用) |
継続時に1泊50,000ポイントの無料宿泊付与
(150万円/年の利用) |
プロパティクレジット | 100米ドル
(対象料金でザ・リッツカールトンまたはセントレジスに2連泊以上で予約の場合) |
100米ドル
(対象料金でザ・リッツカールトンまたはセントレジスに2連泊以上で予約の場合) |
それではマリオットアメックス、マリオットアメックスプレミアムの特典を一つずつチェックしていきましょう!
マリオットアメックスカードの特典を解説
Marriott Bonvoy シルバーステータス以上が自動付帯
まずはMarriott Bonvoy会員特典を表にまとめます
会員ランク | メンバー | シルバー | ゴールド | プラチナ | チタン | アンバサダー |
---|---|---|---|---|---|---|
年間必要泊数 | 10泊 | 25泊 | 50泊 | 75泊 | 100泊+α | |
客室での無料インターネット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
会員料金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
モバイルチェックイン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
完全予約保証 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ポイントボーナス | +10% | +25% | +50% | +75% | +75% | |
優先レイトチェックアウト | ○ | 14時 | 16時 | 16時 | 16時 | |
エリート専用予約ライン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ウェルカムギフト | ポイント | ポイント or 朝食 or アメニティ | ||||
客室アップグレード | ○ | ○(スイートルームも含む) | ||||
ラウンジへのアクセス | ○ | ○ | ○ | |||
無料朝食 | 〇(選択) | 〇(選択) | 〇(選択) | |||
ルームタイプの保証 | ○ | ○ | ○ | |||
年間チョイス特典 | ○ | ◎ | ||||
48時間前予約保証 | ○ | ○ | ||||
アンバサダーサービス | ○ | |||||
Your24 | ○ |
マリオットの上級会員制度についての詳細については以下の記事をご参照下さい
マリオットアメックス
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」を所持するだけでMarriott Bonvoyシルバーステータスを得ることができます。さらに、1-12月の間(2022年は2/24~12/31)に100万円以上の決済があると、Marriott Bonvoyゴールドステータスを得ることができます。
マリオットアメックスプレミアム
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」も所持するだけでMarriott Bonvoyゴールドステータスを得ることができます。さらに、1-12月の間(2022年は2/24~12/31)に400万円以上の決済があると、Marriott Bonvoyプラチナステータスを得ることができます。
上記の表をご覧になって頂くとお分かりのように、ゴールド会員資格を得るには通常年間25泊する必要が、プラチナ会員資格を得るには、通常年間50泊する必要があります。
カードの利用と継続で無料宿泊特典付与
マリオットアメックス
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」ではプログラム期間中に150万円利用すると、毎年継続時に1泊35,000ポイントの無料宿泊特典が付与されます。
マリオットアメックスプレミアム
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」では、プログラム期間中に150万円利用すると、毎年継続時に1泊50,000ポイントの無料宿泊特典が付与されます。
SPGアメックスはカードを更新するだけで無料宿泊特典が貰えていたのですが150万円以上決済が必要となり、こちらは改悪と言えます。
また、この無料宿泊特典には手持ちの15,000ポイントを追加して利用することも可能です。すなわち
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」では1泊65,000ポイント
のホテルまで無料宿泊特典が利用可能です。
15泊の宿泊クレジット
カードを更新すると15泊分の宿泊実績が付与されます。SPGアメックスでは5泊分でしたのでこちらは数少ない改善点と言えるでしょう。マリオットアメックスプレミアムを持っているとゴールド会員は自動付帯するわけですから、プラチナエリート(50泊)以上取得を目指す方にはメリットがあることになります。
この宿泊実績が付与されるのが年会費支払いの1~2か月後が目途ですので、10月あたりに年会費を支払う方はご注意ください。
100⽶ドルのプロパティクレジット
国内外の「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」に対象料金で2連泊以上宿泊すると、ホテルのレストランやスパなどの支払いに利用できる100米ドル相当のプロパティクレジットが付与されます。
これは正直使いにくい…「100米ドルプロパティクレジット付き専用プランで予約した場合」しかこのクレジットは貰えないので、おそらく高めの料金設定がされており額面通り100米ドルお得になることはなさそうです
ポイント還元はMarriott Bonvoyポイント
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」は、マリオットグループの利用で100円につき4ポイント、その他の利用で100円につき2ポイントが獲得できます。
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、マリオットグループの利用で100円につき6ポイント、その他の利用で100円につき3ポイントが獲得できます。
付与されるポイントは全てMarriott Bonvoyポイントとなります
Marriott Bonvoyポイントはマリオットホテルの無料宿泊に利用したり航空会社のマイルに移行される方が多いでしょう。詳細については以下の記事をご参照下さい
その他アメックスカードとしての特典
マリオットアメックス、マリオットアメックスプレミアム共通の特典
「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カード」「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」共通としては以下のものが挙げられます
旅行傷害保険
その名の通りけがや病気になった場合の保険です。SPGアメックスは、国内は利用付帯、海外は自動付帯なのですがマリオットアメックスはいずれも利用付帯と改悪となっています。
マリオットアメックス
海外旅行傷害保険:最高3000万円(旅行代金をカードで決済した場合)
国内旅行傷害保険:最高2000万円(旅行代金をカードで決済した場合)
マリオットアメックスプレミアム
海外旅行傷害保険:最高1億円(旅行代金をカードで決済した場合)
国内旅行傷害保険:最高5000万円(旅行代金をカードで決済した場合)
ショッピング・プロテクション
マリオットアメックス:1人年間最高200万円まで補償
マリオットアメックスプレミアム:1人年間最高500万円まで補償
高価なブランド品などを購入して90日以内に盗難された場合には補償されるというものです。買ってすぐ壊れたり、盗まれたりした場合のみですからあまりお世話になることはないですかね
オンライン・プロテクション
こちらの保険については他のカード会社でもあるサービスだと思いますが、インターネットでの不正使用による損害は全額補償してくれます。安心してオンラインショッピングを楽しめますね。アメックスは不正使用については検知が早いようで普段使っていないようなお店でカードを使ったり、高額のものをインターネットで購入したりすると電話確認がすぐに入ったりします。
マリオットアメックスプレミアムのみの特典
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」のみの特典としては以下のものが挙げられます
スマートフォン・プロテクション
スマートフォンの画面にひびが入ったときや水濡れしたときなどの修理費用について、マリオットアメックスプレミアムで購入したスマートフォン1台を対象に最大3万円まで補償するというものです。
補償対象
スマートフォン(1台のみ)
補償範囲
破損(スクリーン画⾯割れ損害を含む)、⽕災、⽔濡れ、盗難
⽀払限度額*
3万円
対象端末
購⼊⽇より2年以内のスマートフォン*
免責⾦額
破損(スクリーン画⾯割れ損害を含む)、⽕災、⽔濡れの場合︓1事故につき、1万円
盗難による事故の場合︓1事故につき、1.5万円
公式サイトから引用します
・2022年2月24日(木)以降にスマートフォンに⽣じた事故を補償します。
2022年2月24日(木)以降の保険事故発生時点で、スマートフォンの通信料を直近3ヶ月以上連続して、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードでカード決済されている場合が対象です。
・事故発⽣毎に、免責⾦額(⾃⼰負担額)の適⽤があります。
・対象は基本カード会員様のみとなります。家族カード会員様は、この補償の対象にはなりません。
・盗難による事故の場合は、所轄警察署へ盗難届を届出のうえ、その受理番号を必ずご確認ください。なお、紛失は補償の対象外となります。
スマホの修理代を補償してくれるのは大変ありがたいです。しかし、スマホ通信料を3か月以上連続して当該カードで決済している必要がある点に注意が必要ですし、最大3万円までで免責1万円、しかも購入2年後までとなかなか渋い内容です…
⼿荷物無料宅配サービス
帰国時、空港から⾃宅まで1名につきスーツケース1個を無料配送してくれるサービスです
マリオットアメックスプレミアムのみ対象空港に新たに羽田空港(第3ターミナル)が追加となっています
対象空港
羽田空港(マリオットアメックスプレミアムのみ)、成⽥国際空港、 中部国際空港、関⻄国際空港
リターン・プロテクション
カードで購入した商品の返品を万一購入店が受け付けない場合、購入から90日以内なら、アメリカン・エキスプレスにご返却いただくことにより、1商品につき最高3万円相当額まで補償されるというものです。
最近はインターネットで実物を見ないで購入することもあるでしょうから、そういう時に使えますかね。と思いましたが日本国内では最近は通販でも返品は受け付けてくれそうですし…海外で買ってきたものなら返品も大変ですからそういう場合に便利かもしれません。
ただし、対象外と書かれている項目も多く、例えば貴金属や宝石、携帯電話、食料品、ヘルスケア商品などは対象外です。
キャンセル・プロテクション
急な出張や病気・ケガによる入院などにより、カードで代金を支払い済みの旅行やコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用などの損害を年間最高10万円まで補償するというものです。
カード会員や1親等以内の家族、同行予定者が入院して旅行をキャンセルしたり、チケットを購入済みのコンサートに行けなくなった場合のキャンセル費用を補償してくれる保険です。
ただし当該カードで旅行費用やチケット代を決済している必要があります
個人的にポイントは
・病気による場合は通院のみではダメで入院した場合のみ補償されるが傷害、つまりケガの場合は通院でもOK。
・社命出張でのキャンセルも補償される!(書類が必要とのことですがどんな書類が証明になるのでしょう??)
病気やけがでキャンセルする場合、楽しみにしていた旅行に行けなくなったうえにキャンセル料も取られて二重のダメージを負うところ、せめてキャンセル料だけでも補償してもらえると少し救われるのではないでしょうか
SPGアメックスとマリオットアメックスの比較
前身のカードであるSPGアメックスと新たに誕生したマリオットアメックスプレミアムとマリオットアメックスの主な項目を比較してみます。
SPGアメックス | マリオットアメックスプレミアム | マリオットアメックス | ||
年会費 | 基本カード | 34,100円 | 49,500円 | 23,100円 |
家族カード | 17,050円 | 1枚目無料
2枚目以降24,750円/枚 |
1枚目無料
2枚目以降11,550円/枚 |
|
ポイント | Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用 | 100円=6Marriott Bonvoyポイント | 100円=4Marriott Bonvoyポイント | |
日々の利用 | 100円=3Marriott Bonvoyポイント | 100円=2Marriott Bonvoyポイント | ||
継続特典 | エリート達成に向けた宿泊実績 | 5泊分 | 15泊分 | 5泊分 |
無料宿泊特典 | 50,000ポイント | 50,000ポイント
(追加で65,000ポイントまで可:年間150万以上の利用が必要) |
35,000ポイント
(年間150万以上の利用が必要) |
|
エリート会員資格 | ゴールド会員資格 | 〇 | 〇 | 〇
(年間100万円以上の利用が必要) |
プラチナ会員資格 | - | 〇
(年間400万円以上の利用が必要) |
- | |
100米ドルのプロパティクレジット | - | 〇 | 〇 | |
スマートフォン・プロテクション | - | 〇 | - | |
手荷物無料宅配サービス | 〇 | 〇
(羽田空港が追加) |
〇
(羽田空港はなし) |
|
海外旅行傷害保険 | 〇 | 〇
(利用付帯) |
〇
(利用付帯) |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは発行する意義に乏しいか…
マリオット ボンヴォイ アメックスカードの前身であるSPGアメックスはかなり人気のクレジットカードでした。SPGアメックスはホテル系のクレジットカードと思われていますが、人気の理由の一つは「マイル交換時のレートの高さ」にあったと思います。
まず「マイル」についておさらいしましょう!
マイルとは、「マイレージサービス」の略称であり、航空会社のポイントサービスのことです。
飛行機に乗って貯めるだけでなく、他のポイントサービス(楽天ポイント・Tポイント・dポイントなど)と同じで、日常の買い物などで貯めたポイントをマイルに交換することもできます。
そして、マイルの最大の魅力は、貯まったマイルを使って特典航空券と交換が可能、つまり「マイルを利用すれば飛行機に無料で乗れる」ということになるかと思います。
マイルを貯めるためにJALカードやANAカードを利用している方は多いかと思います。
しかし、これらのカードを利用した場合は買い物などではJALカードでは100円=0.5~1マイル、ANAカードでも100円=0.5~2マイルとなります。しかも100円=1.5マイル貯まるANA VISAプラチナカードは年会費86400円 100円=2マイル貯まるANAダイナースプレミアムカードは年会費167400円とかなり高額となります。
そこで、注目されたのがマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード(旧SPGアメックス)となります。
普段の買い物で貯めたポイントを航空会社のマイルにする際の還元率はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは100円あたり1.25マイルと他カードより高めです。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを普段の買い物に利用すると利用金額100円につき、3ポイントが貯まります。
貯まったポイント基本的には「100円=3ポイント=1マイル」に交換できるのですが、60000ポイントの交換で15000ポイントのボーナスがつき25000マイルになります。つまり、100円=1.25マイルとなるわけです。
通常のレート
60,000ポイント = 20,000マイル
ボーナスマイルを利用したレート
60,000ポイント = 25,000マイル
ポイントをマイルに移行する場合の選択肢の多さ
例えばANAカードならANAマイルに、JALカードならJALマイルに移行するのは簡単ですが、違う航空会社のマイルに移行するのは簡単ではありません。
マリオットアメックスプレミアム(旧SPGアメックス)はマイルに移行する場合の航空会社の選択肢がとても多く、ANAやJALも含む、40を超える世界の航空会社のマイレージプログラムに交換可能です。
詳細については以下をご参照ください。
しかも、ポイントをユナイテッド航空マイレージプラスの特典マイルに移行すると、10%のボーナスマイルが加算されます。
僕はユナイテッド航空マイルを利用してANA国内線特典航空券を発券しているのでマリオットポイントをユナイテッド航空マイルに移行しています。ユナイテッド航空マイルの詳細につきましては以下の記事をご参照ください。
ちなみにホテルポイントをユナイテッド航空マイレージに移行すると30%増量キャンペーンが時々実施されます。もちろんマリオットポイントもキャンペーン対象です。
上述のようにマリオットポイントは通常60,000ポイント移行で25,000マイルとなるわけですが、
UAマイルは10%増なので27,500マイル
キャンペーンで30%増なので35,750マイル
に交換できます。詳細はこの界隈の大御所のりさんのブログ記事をご参照下さい。
プレミアムでない方のMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードはマイル還元率の低さよりおすすめできない
つまり、プレミアムでないマリオットアメックスはマリオットグループ以外での利用では100円につき2ポイントしか貯まらないため、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードのメリットの1つである「マイル交換時のレートの高さ」が失われ、23,100円という安くはない年会費を払う割にはマイル還元率が低いのです。また、150万円利用で貰える無料宿泊特典も35,000ポイントまでと使い勝手に制限がかかります。従って、プレミアムでない「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ) アメリカン・エキスプレス・カード」を発行するなら他のカード方がいいのではないかと個人的には考えています。
最後に
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードに紹介で新規入会すると最大88,500ポイントが貰えるキャンペーンの内容をまとめ、88,500ポイントあれば何ができるか、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを持つメリットをご紹介しました。
記事内でもお伝えしたようにプレミアムでないマリオットアメックス(Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード)はマイル還元率などの点からお勧めできませんのでご注意ください。