誰もが知っていると言っても過言ではないコーヒーチェーンのスターバックス!日本では全都道府県に出店し続々と店舗数を増やしています。せっかく京都に来たからにはスターバックスでも京都らしい雰囲気を味わってみたいものです。京都らしい雰囲気を味わえる個人的におすすめのスターバックス3店舗をご紹介します!
目次
京都三条大橋店
鴨川にかかる三条大橋の西詰北側にあります。
レトロでとても雰囲気がいいビルの1階と地下1階にスターバックスが入っています。しかし、現在工事中でこんな感じです…
そして納涼床は5月からですのでまだありません…窓側の席からは鴨川が見えるのですが現在は工事中で見えません(>_<)
ですので本来の姿が見える写真、納涼床がある時期の写真、鴨川からの眺めの写真をお借りしました
1階と地下1階があり座席は結構ありますが、京都の繁華街の真ん中でいつも混雑しているイメージです
1階の様子
地下1階の様子
5月~9月は納涼床でコーヒーが楽しめる
こちらはスターバックス「コンセプトストア」の1つでスターバックスのホームページにも以下の記載があります。
こちらの特徴は何と言っても「納涼床」!京都の夏の風物詩である納涼床がなんとスターバックスにもあるのです。「納涼床」というのは毎年5月から9月まで鴨川沿いにずらりと並ぶ木組みの川床のことです。スターバックスのホームページにも「納涼床ってどんなものなの?」というページがあり以下の記載があります。
―もてなしの心が支える、鴨川納涼床
五月の声を聞くと、毎年、京都・二条から五条の鴨川べりにずらりと並ぶ木組みのやぐら―それが、鴨川納涼床。現在、皐月床・本床・あと涼みと五ヵ月にわたります。京の風土に根づいたそのたたずまいは、夕暮れどき、提灯やぼんぼりに灯がともされるとまた格別の風情があります。
床は、蒸し暑い京都で、店に奥行きと開放感を持たせるために生まれた空間のデザイン。 昔から鴨川納涼床を出していらっしゃるお店の方によれば、床を出すのは季節に応じて建具を変える・しつらえを変えるのと同じとのこと。とはいえ、おもてなしの心なしには、この贅沢感は味わえません。
―床は、風流人の遊び場
京都で床は、風流を解する人々のサロン的な存在としても親しまれてきました。かの魯山人も床を楽しんでいる様子が写真に残っているとか。おぼえておきたいのは、いかに解放的とはいえ街中だということ。楽しみの中にも節度をわきまえたいものです。堅苦しくはないけれど、くだけた席でもない。その微妙なところに大人の粋(すい)な遊びごころがある、と地元の先達はおっしゃいます。
入門編として、まずはスターバックスをご利用いただくもよし、「たとえば、ご飯を食べる、お酒を飲む、そうした床づくしの一日の仕上げにスターバックスでお茶を飲む。そういったふうに楽しまれるのもいいですなあ」老舗のご主人のそんなひとことにも、センスある床遊びのひとつのヒントがありそうです。
本来は鴨川を眺めながら食事をいただくちょっぴり贅沢な席でお店によっては席料がかかりますが、スターバックスでは無料で使えます。川床のオープンは5月~9月と期間限定ですし、混雑時は1時間までの利用といったスタバ川床のルールもありますのでご注意を!
京都烏丸六角店
本堂が六角形をしていることから、「六角堂」ともいわれ、地元の人からは“六角さん”と呼ばれ親しまれている「頂法寺」というお寺の隣にあります。
上の地図の赤丸の場所になります。烏丸通の四条と三条のちょうど間くらいにあります。ご覧頂いてお分かりのようにこの辺りはめちゃくちゃスターバックスがたくさんありますね。
全面ガラス張りでお寺を眺めながらコーヒーが飲める
こちらのお店の特徴は全面ガラス張りで隣の六角堂を眺めながらコーヒーを飲めることです!
カウンターにはこんな観光案内もあります
柱は六角形になっています
期間限定のストロベリーベリーマッチフラペチーノを飲んでみました!
お店に入らなくても外からでもこちらの店舗は大変特徴的で、京都市の条例により烏丸通りからも六角堂が見えるように全面ガラス張りになっています。
こちらの店舗も「コンセプトストア」の1つでスターバックスのホームページにも以下の記載があります。
京都二寧坂ヤサカ茶屋店
東山山麓に位置する二寧坂は高台寺、ねねの道から、八坂の塔、清水寺へと至る石畳や石段が続く京都らしい散策路です。
日本家屋のお座敷で畳の上でコーヒーを楽しめる
そんな二寧坂の途中に築100年を超える伝統的な日本家屋を利用したスターバックスの店舗があります。
暖簾がかかった入り口を入ると、木を使ったレジカウンターがあります。
ここのカウンターは注文するだけです。飲み物を受け取るために京都の町屋らしい細い通路を通って店の奥に進みます。中庭から採光する町屋らしい造りです。
通路は照明が落とされているので奥の窓から漏れる光の空間に向かって歩いていく感じです。
空間が広がるとバーカウンターに到着し、こちらで注文した飲み物を受け取ります。
お店の奥には日本庭園が広がっています
バーカウンターの奥には庭が広がっています。
1階にはわずかにテーブル席があります。
2階には一方通行の狭い階段を上がります
お座敷は3部屋あります
靴を脱いでくつろぎながら畳の上でコーヒーを楽しめる座敷が3部屋あります。
まず階段を上がって左手の部屋です。こちらは店の一番奥に位置する部屋です。
ふかふかの座布団に座ってコーヒーを頂くことができます。掛け軸や床の間もあり落ち着く空間です。僕はこちらの部屋でラテを頂きました。照明も暖かくおしゃれな落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
階段上がってすぐ右手にある真ん中の部屋は一番閉鎖的です。人目を気にせずゆっくりできそうです。
階段上がって奥に進むとオープンな小上がりの座敷があります。どの部屋も座布団がふかふかでおしゃれです。京都の織物を使った座布団カバーなのでしょうか。
その隣には2部屋テーブル席もあります。2つの部屋でテーブルや椅子の雰囲気が違います。
こちらの部屋が二寧坂側でお店の入り口側になります。
二寧坂沿いの窓側にはカウンターがあります
帰りはこの横の一方通行の狭い階段を降りると入り口に戻ります
最後に
個人的に気に入っている京都らしい落ち着いた雰囲気を味わえるスターバックスの店舗をご紹介しました。どのお店でも飲み物の値段は同じですのでせっかく京都のスタバに行ってゆっくりするなら京都らしい雰囲気を味わえるお店の方がいいですよね!京都に行かれた際には是非足を運んでみて下さい。