インターコンチネンタル別府クラブインターコンチネンタルツインは別府湾側のイーストウイングに位置し、眺望がよく、露天風呂も付いておりおすすめの部屋です。室内の様子を中心にご紹介します。
目次
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパの概要
所在地: 〒874-0000 大分県別府市大字鉄輪字申川499番地18
電話番号:0977-66-1000
地上4階
総客室数 : 89室
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパへのアクセス
別府の市街地からはかなり離れており、JR別府駅からは車で20分弱かかります。山を登っていくと硫黄の香りが辺り一面に漂う温泉郷である明礬温泉があり「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」はその近くにあります。高速道路は非常に近くを走っていますが、車を使って大分空港や北九州、湯布院方面から高速道路でアクセスされる場合には別府インターチェンジより別府湾スマートインターチェンジがとても便利です。別府湾SA(サービスエリア)には別府湾スマートIC(スマートインターチェンジ:ETC搭載車のみが出入りできるIC)があり、そちらからは車で5分ちょっとで到着できます。別府湾SAには飲食店も充実しており個人的には好きなサービスエリアでよく立ち寄ります。
地図で位置関係を整理しましょう。赤矢印が「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」となります。
「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」の上にある水色矢印が「別府湾サービスエリア(別府湾スマートインターチェンジ)」、下にある緑矢印が「別府インターチェンジ」となります。
海沿いの緑丸が別府観光港となり、大阪南港や八幡浜からのフェリーが発着します。こちらの港からは九州横断道路(国道500号)ほぼ真っ直ぐ山に登ったところに「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」がありアクセスは分かりやすいです。
ちなみに「JR別府駅」は地図の右下赤丸の場所となりかなり遠いです。
JR別府駅とインターコンチネンタル別府間にはホテルシャトルバスが運行されています
開業時と比べてシャトルバスの運行は減っています。また2020年8月時点では新型コロナウイルス感染拡大の影響でシャトルバスは運休となっています。
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ客室の種類
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパには4ランク9種類の客室があります。
全室テラス付きで別府の山々や温泉郷からの湯けむり、別府湾といった景色を楽しむことができます
また、クラブインターコンチネンタル以上の客室には、クラブインターコンチネンタルラウンジへのアクセス、全室露天風呂がついています。露天風呂は部屋によって温泉でないものもあるそうです。
カテゴリー | 名称 | 客室面積 | 客室数 |
デラックス | デラックスツイン | 62㎡ | 15室 |
プレミアム | プレミアムキング | 68㎡ | 13室 |
プレミアムツイン | 68㎡ | 40室 | |
クラブ
インターコンチネンタル |
クラブインターコンチネンタルキング | 68㎡ | 6室 |
クラブインターコンチネンタルツイン | 68㎡ | 5室 | |
スイート | ジュニアスイート | 102㎡ | 3室 |
プレミアムスイート | 96㎡ | 4室 | |
パノラマ1ベッドルームスイート | 145㎡ | 2室 | |
パノラマ2ベッドルームスイート | 212㎡ | 1室 |
客室は「デラックス&プレミアムルーム」が68室、露天風呂が付き専用ラウンジが使える「クラブルーム」が11室。最上級の「スイートルーム」は10室で客室数は全部で89室となります。
以前プレミアムツインに宿泊しました。プレミアムツイン室内の様子は以下の記事をご参照下さい
スイートルームの内部の様子について知りたい方は有料記事ですが下記のnoteをおすすめします。
こちらのnoteの筆者RaynyanさんはANAインターコンチネンタル別府リゾート & スパの開業日にお会いした方で、インターコンチネンタル別府に何回も滞在されており、Panorama Two Bedroom Suiteに宿泊されるなど多くの部屋の実際の画像を含めたレビューも紹介されております。私も購入いたしましたがPanorama Two Bedroom Suiteを始めとした各部屋の画像、素晴らしい温泉家族風呂の画像、裏話などなどボリュームたっぷりで読み物としても面白いと思いますよ~
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ インターコンチネンタルアンバサダー特典
「インターコンチネンタルホテル」にはアンバサダープログラムという有料会員プログラムがあります。
私はインターコンチネンタルアンバサダーに入会しており、スパイアアンバサダーとなっています。
こちらの記事にもありますようにアンバサダーには飲食クレジットやルームアップグレード、レイトチェックアウトなどの特典があります。
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパのアンバサダー特典は以下の通りです
・館内のレストラン&ミニバー2000円分クレジット(部屋付のみ適応可能)※ルームサービス、ブティック&スパの販売物品は対象外
・Pressreader(アプリ登録で7000以上の雑誌・新聞が閲覧可能)
・無料インターネットアクセス
・レイトチェックアウト午後4時まで
・ハーンヘリテージスパ(1階)の対象商品 10%オフ
・ハーンヘリテージスパ90分以上の施術を予約で10%オフ
・ピエールエルメパリとのコラボレーションウェルカムスイーツ
ポイント宿泊に追加料金を支払いクラブインターコンチネンタルルームにアップグレード
以前宿泊した時はデラックスルームとプレミアムルームの宿泊客は混雑状況により20000円(税サ抜)の追加料金でクラブアクセス権を付与可能と聞きました。
今回はポイント宿泊でデラックスルームの予約となっていたので「20000円支払いますのでクラブアクセス権を付けて下さい」とお願いしたところ、私がスパイアアンバサダーということでデラックスルーム⇒プレミアルームに無料アップグレード、さらに15000円/泊(税サ抜)の支払いでクラブインターコンチネンタルツインにアップグレードという形を取って下さいました。おかげで良い部屋に滞在できクラブラウンジサービスも受けられて大変満足度の高い滞在となりました。
チェックインはエントランスのソファに座って行います。クラブルーム以上の客室に宿泊される場合はクラブラウンジでのチェックインも可能なようです。
2020年7月コロナ対応としてクラブインターコンチネンタルラウンジが閉鎖されていますので、ロビーでのチェックイン、あるいは部屋でのチェックインとなっているようです。
チェックイン時にウェルカムドリンクとしてTWG製のホテルオリジナルブレンドのお茶が提供されます。オレンジとパイナップル、緑茶のブレンドティーでカボスの皮の砂糖漬けが入っています。
子供にはオレンジジュースを頂きました!
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ クラブインターコンチネンタルツイン室内の様子
今回はイーストウイング4階のお部屋でした。別府湾側でとても眺望が良かったです!
室内の様子をチェックしていきましょう。
入って左手の扉はクローゼットとなっています。
クローゼットを見てみましょう!
バスローブや竹かご、ドライヤーが目に入ります。アイロン、アイロン台、ラゲッジラック、傘、体重計もあります。
ドライヤーはレプロナイザー4D Plusです!
左下の引き出しを開けるとスリッパが入っています。
右側の引き出しを開けてみましょう
1段目はセーフティボックス
2段目は浴衣です。事前に子供の浴衣のサイズも確認して頂き用意して頂きました!
3段目はクリーニングの伝票でした
温泉には浴衣を着て、下駄を履いて、竹かごを持って行っていくという温泉旅館のようなスタイルも可能です
その横にはラゲッジスペース
ラゲッジスペースの下段には下駄が置かれています。外資系ながら温泉地別府らしいですね。こちらも子供の分も用意してくださいました!
さらに奥にソファーが置かれています。
ラゲッジスペースとソファーの間にはサイドテーブルがあります。
ルームサービスのメニューとテレビリモコン(オレンジの箱の中)が置かれています。
こちらにはマルチコンセント、コンセント2口、USBコンセント、LANポートがあり、隣のテーブルでPC作業などもしやすいです。
ソファーのテーブルの上にはウエルカムスイーツとウエルカムレターが置かれていました
ウエルカムギフトはピエールエルメコラボレーションのマカロンやクッキーでした
さて入り口に戻って右側の扉を開けてみましょう
ウェットエリアになっています。
ダブルボウルの洗面所はとても広いです。木の格子越しに別府の山々や湯けむりが見えます
もちろんウェットエリアがスケスケでは困ることもあるでしょうし、タッチパネルでブランドを操作できます。半分だけブラインドを閉めるなど操作は自由自在にできます
洗面所にミネラルウォーター、アグラリアのハンド&ボディローションが置かれています。コップは一見プラスチックに見えましたがグラスです。
ティッシュボックスも木です
ティッシュの横の箱を開けると歯ブラシやカミソリなどのアメニティが入っています。子供用のアメニティは歯ブラシセットとスポンジです。
バスルームはこんな感じです。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーがあります
浴槽にもシャワーがついています。手前の栓をひねるとシャワー、逆にひねると浴槽にお湯を貯めることができます。
アメニティはアグラリア
並んでいる黒い陶器を開けると…
白壇、桜、竹の3種類のバスソルトです
トイレはバスルームの奥です
さて部屋を見ていきましょう!
木のボードに壁掛けされたテレビ、その下のキャビネット、200×140㎝のベッドが2台、チェアと丸テーブルがあります。
ベッドの背面はウェットエリアとなっています。
ベッドは広々としていて子供と添い寝でも全く苦痛ではありませんでした!
ベッドサイドには電話と操作パネルがあり、電話はコードレスで便利です。下段にはコンセントが2口あります
タッチパネルは照明全て、ブラインドの操作もワンタッチで可能で便利です。その上USBコンセントが2つついています
テレビ下にはミニバーや冷蔵庫が収納されたキャビネットがあります。
右上段はカップ&ソーサ、カトラリーが入っています。煎茶やTWGの箱の中のティーバックは無料で頂けます
左上段の引き出しはミニバーです
左下段は引き出し式の冷蔵庫となっています。
ミニバーのメニューと値段です
キャビネットの上にはグラスやコップ、ネスプレッソ、ミネラルウォーターなどが置かれています。ネスプレッソ、ミネラルウォーターは無料です
ネスプレッソは4種類のカプセルが入っています。デカフェが2種類あります
急須や茶碗は独特ですね。地元の工芸家さんの作品なのでしょうか。
テラスにはソファーもありゆったりとできます。別府湾や別府の街を見下ろせていい景色です!
こちらは山側!別府らしい湯けむりが目立ちます
クラブルームが嬉しいのは何と言っても露天風呂!好きな時に温泉に入れるのはとても贅沢です!
クラブルームはもちろんインターコンチネンタルラウンジアクセス付き!
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパではクラブインターコンチネンタル以上の客室には、クラブインターコンチネンタルラウンジへのアクセスがついています。クラブラウンジでは朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテルを楽しむことができます。インターコンチネンタル別府クラブインターコンチネンタルラウンジのサービス内容については以下の記事をご参照下さい。
インターコンチネンタル別府子連れで宿泊の場合は?
小学生以下添い寝無料
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパでは「大人1名につき小学生以下の添い寝無料」となります。
アメニティ、浴衣、下駄の用意あり
子供のアメニティ(歯ブラシ、スポンジ)、浴衣、下駄もきちんと用意されていました。浴衣のサイズについては事前にメールで確認してくださいました!
朝食、アフタヌーンティーはクラブラウンジ利用可
朝食、アフタヌーンティーの時間帯については子供もクラブラウンジを利用することができます。朝食時間帯についてはエレメンツでのブッフェも利用可能です。しかも、朝食もアフタヌーンティーももし必要であれば取り分けでなく、子供の分も普通に注文することができます。子連れには大変ありがたいです。
今回の滞在時は新型コロナウイルス対応のためか、エレメンツでの朝食は1日目はオーダーブッフェ、2日目はハーフブッフェでした。
オーダーブッフェの時は子供用に以下の画像のプレートにごはんとお味噌汁を注文しました!
イブニングカクテルはエレメンツでキッズプレート提供あり
イブニングカクテルタイムは12歳以下の子供は利用できません。12歳以下の子連れの宿泊客は代替措置として、4階エレメンツで前菜ビュッフェとクラブインターコンチネンタルラウンジと同じドリンクメニューを楽しむ事が可能です。ただし、エレメンツでの代替サービスは18:00-20:00となり、提供時間が異なることに注意が必要です。
しかし、今回エレメンツで前菜ブッフェが行われていた日もありましたが、通常通りカナッペの提供とラウンジと同等のドリンクメニューのサービスとなっており、前菜ブッフェについての説明はありませんでした。新型コロナ対応の間だけなのかサービスが変更になったのかは不明です。
子供にはから揚げ、フライドポテト、ミニサラダ、デザートの盛り合わせが提供されます。
クラブラウンジの詳細については以下の記事をご参照下さい。
プールは幼稚園児でも楽しめます!
今回は9歳の長女と5歳の次女と一緒に行きました。プールは水深1.2mで浅いところはありませんが、発泡スチロールのチューブ(名称はプールスティック?プールヌードル?)でぷかぷか浮いて、時には潜ってそれなりに楽しんでいました!
最後に
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ クラブインターコンチネンタルツインの室内の様子を中心に、インターコンチネンタル別府の概要、ホテルへのアクセス、客室の種類、アンバサダー会員特典と合わせてご紹介しました。クラブインターコンチネンタルツインは別府湾側のイーストウイングに位置し、眺望が良く、露天風呂も付いており、以前プレミアムツインに宿泊した時より格段に満足度が高かったです!