新型コロナウイルス感染拡大による航空会社の上級会員資格に対する対応まとめ

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い各航空会社は上級会員資格の延長などの対策を打ち出しています。ステータス延長やステータスを取得しやすくするなど各航空会社により対応が異なります。日本航空、全日空、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空などの対応をまとめました。

JAL(日本航空)

JALは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

JALは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で上級会員資格(FLY ON ステイタス)の期限を1年間延長すると発表しています。

2021年3月31日に有効期限を迎える現在所持している上級会員資格は、有効期限が2022年3月31日まで自動延長となります。

公式ホームページから引用します

いつもJALグループをご利用いただき、誠にありがとうございます。

先般、新型コロナウイルス拡大の影響で、日本においても緊急事態宣言が発出され、海外渡航も国内移動も難しい状況となっております。
JALグループも路線の運休や減便をさせていただいており、ご利用のお客さまにはご不便をおかけしております。

皆さまも、なかなか先の見通しが立たず、ご不安を感じながら過ごされ、ご旅行やご出張の計画を立てるのもままならない状況かと存じます。
このような中、皆さまに少しでもご安心いただけますよう、

2019年1⽉〜12⽉のご搭乗実績で達成されました2020年度FLY ON ステイタス(有効期限:2021年3月末)を、2021年度(有効期限:2022年3月末)までの1年間延長いたします。

対象のお客さま
2019年1月~12月のご搭乗実績で2020年度のFLY ON ステイタスを達成されたJALマイレージバンク会員の方
※お客さまご自身で申請していただく必要はありません。

ご注意
2020年1月~12月の搭乗実績で、2020年度を上回るFLY ON ステイタスへ到達された場合は、搭乗実績に即した2021年度FLY ON ステイタスを有効とさせていただきます。
2021年度FLY ON ステイタスカードの送付等、詳細につきましては、追ってお知らせさせていただきます。

2020年2~7月搭乗分FOP特別積算(2倍)(実質中止)

JALは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応でFLY ON ポイント(FOP)を2倍にすると発表しています。FOPとはJALの上級会員資格を得るために必要なポイントとなり、JALのステータスを得るのに必要なFOPは以下の通りです

条件
クリスタル 30,000FOP(うち15,000FOPはJAL便)
または
搭乗30回(うち15回はJALグループ便)かつ10,000FOP
サファイヤ 50,000FOP(うち25,000FOPはJAL便)
または
搭乗50回(うち25回はJALグループ便)かつ15,000FOP
ダイヤモンド 100,000FOP(うち50,000FOPはJAL便)
または
搭乗120回(うち80回はJALグループ便)かつ35,000FOP

対象は2020年2月から7月のJAL便(国内線・国際線:他社が運航するコードシェア便は対象外)で、搭乗ボーナスなど別キャンペーンでの加算分は2倍の対象外となります

昨今の新型コロナウイルス肺炎の感染拡大により、ご搭乗機会が減っているお客さまに対し、今後もFLY ON プログラムを継続的にお楽しみいただけるよう、2020年2月1日(土)から2020年7月31日(金)までのJALおよびJALグループ運航便のご搭乗で獲得されたFLY ON ポイントを通常の2倍として積算いたします。

JALのホームページに以下の例が載っていますが搭乗ボーナスや1.5倍キャンペーンのFOPは2倍にならないことが説明されています

積算時期は以下のようになるようです

2020年2月1日~3月31日の積算分→4月末までに一括で積算
2020年4月1日積算分以降→通常のFLY ON ポイントと同時に積算

(5/8追記)

5/8に以下のように「5/10までに予約した便をもってFOP2倍の特別対応は中止」との発表がありキャンペーンは期間途中で実質中止となりました

新型コロナウイルス拡大に伴い実施しておりますFLY ON ポイント2倍の特別対応につきましては、政府からの緊急事態宣言の延長を受けて、不要不急のご搭乗を控えていただく観点から、2020年5月10日(日)までにご予約された便をもちまして特別対応を中止させていただきます。

なお、2020年5月10日(日)までにご予約された便につきましては、2020年7月31日(金)までのJALおよびJALグループ運航便のご搭乗で獲得されたFLY ON ポイントを通常の2倍として積算させていただきます。

期限切れマイルとeJALポイント救済

JALは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で期限が切れるマイルとeJALポイントの救済策も発表しています。
ちなみに2020年9月30日(7月31日から延長になりました)までの期間中にホームページで事前登録が必要なので注意が必要です。

内容は公式ホームページから引用します

期間中に事前登録が必要となります。

・有効期限をむかえたマイルは、1マイルを1.5 e JALポイント換算として、e JALポイントを積算いたします。(小数点以下は切り上げ)
・有効期限をむかえたe JALポイントは、同数のe JALポイントを積算いたします。

有効期限をむかえたマイルおよびe JALポイントは一旦失効しますが、事前登録いただいた翌月下旬ごろに、積算日から1年後の同月末を有効期限とするe JALポイントを積算いたします。

一度事前登録をいただいた後は、対象期間中に有効期限をむかえるマイルおよびe JALポイントはすべて、特別対応の対象とさせていただきます。

期限切れのeJALポイントは「同数のeJALポイントを積算」と分かりやすいのですが、期限切れマイルは「マイルの1.5倍のeJALポイントを積算」とマイルが復活するわけではない点に注意が必要です。

eJALポイントの通常の有効期限は1年で、救済策として積算されたeJALポイントも積算日から1年の有効期限となります。

ANA(全日本空輸)

ANAは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

ANAは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で上級会員資格(プレミアムサービスステイタス)の期限を1年間延長すると発表しています。

2021年3月31日に有効期限を迎える現在所持している上級会員資格は、有効期限が2022年3月31日まで自動延長となります。

もちろん今年1年間の搭乗実績が2020年度のステイタスを上回った場合は2021年度に反映されます。

公式ホームページから引用します

2020年度「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」メンバーステイタスの2021年度ステイタス延長のご案内
平素より、ANAマイレージクラブ「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」メンバーとしてANAグループをご利用いただき、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多数の運休・減便をさせていただいており、またANAお問い合わせ窓口(電話、メール、チャット)が大変混雑しており、お客様にご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

昨今の状況から、2021年度のプレミアムサービスステイタスをご心配されるお声を多く頂戴しております。
ANAとしては大切なお客様に安心をお届けしたく、2020年度「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」メンバーのステイタスをお持ちのお客様に、2021年度(2021年4月~2022年3月)も同じステイタスを継続してご提供することといたしました。

2020年1月~12月のご利用実績により、2020年度より上位のステイタスを獲得された場合、その上位のステイタスを2021年度のステイタスとして適用いたします
ご提供するプレミアムサービス内容・特典につきましては、一部対象外となるものがございます。詳細につきましては、後日弊社ホームページにてご案内いたします。
一日も早く平穏な日が訪れ、ご利用いただける日を心よりお待ち申し上げております。

2020年1~6月搭乗分PP特別積算(2倍)

ANAは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応でプレミアムポイント(PP)を2倍にすると発表しています。PPとはANAの上級会員資格を得るのに必要なポイントであり、ANAのステータスを得るのに必要なPPは以下の通りです

対象は2020年1月から6月のANA便(国内線・国際線)で過去の搭乗分も含めて2倍になります。JALのFOP2倍とは異なり、路線倍率や搭乗ポイントを含む総獲得PPを2倍にするとのことです。

特別倍率分のPPが積算される時期は以下のようになっています

2020年1月1日~3月31日の搭乗分:2020年4月下旬
2020年4月1日~4月30日の搭乗分:2020年5月下旬
2020年5月1日~5月31日の搭乗分:2020年6月下旬
2020年6月1日~6月30日の搭乗分:2020年7月下旬
通常のプレミアムポイント積算日はフライトマイル積算日と同日です

2020年1月1日~3月31日の搭乗分はすでに4月21日頃に月別に積算されたとTwitterなどで報告されています

マイル・ANA SKY コインの有効期限延長

ANAは新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で期限が切れるマイル・ANA SKYコインの救済策も発表しています。
2020年3月31日から2021年2月28日までに有効期限を迎えるマイル・SKYコインは一旦失効するものの翌月下旬頃に2021年3月31日が有効期限の同数のマイル・スカイコインを再度積算するということです。

公式ホームページは以下の通りです

公式ホームページから引用します

2020年3月31日(火)から2021年2月28日(日)までに有効期限を迎えるマイル・ANA SKY コインについて、2021年3月31日(水)まで有効期限を延長いたします。
有効期限を迎えたマイル・ANA SKY コインは一度失効しますが、翌月下旬頃に、2021年3月31日(水)の有効期限として同数のマイル・ANA SKY コインを積算いたします。

マイルから交換済みの特典(特典航空券、ご利用券、その他クーポンなど)を、不可抗力またはお客様のご都合により払い戻しをされた場合、払戻手続き時点で有効期限が過ぎているマイルは、本対応の対象外になります。
ANA SKY コインを使用して購入された航空券を、不可抗力またはお客様のご都合により払い戻しをされた場合、払戻手続き時点で有効期限が過ぎているANA SKY コインは、本対応の対象外になります。
お客様ご自身で申請していただく必要はありません。

注意すべきは特典航空券に利用済みのマイルや航空券を購入済みのSKYコインについては、キャンセル理由が不可抗力であってもキャンセルによる払い戻し時点で期限切れの場合は復活の対象外になるという点です。

アメリカン航空

アメリカン航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員資格に対する対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

アメリカン航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応でマイレージプログラム『アドバンテージ (AAdvantage) 』上級会員資格の期限を1年間延長すると発表しています。
2021年1月31日に有効期限を迎える現在所持している上級会員資格は、有効期限が2022年1月31日まで自動延長となります。

公式ホームページから引用します

現在お持ちの上級会員資格が2021年1月31日に有効期限を迎える方については、有効期限を2022年1月31日まで自動延長いたします。

上級会員資格のお客様には、すべての特典を引き続きお楽しみいただけるほか、今年度中は引き下げられた取得条件で1つ上の会員資格をご獲得いただけます。

変更内容は、2020年5月15日までにアカウントに反映されます。

上級会員資格の資格取得に必要な条件の引き下げ

2020年中は上級会員資格の取得に必要な条件が引き下げられます。

2020年の上級会員資格に必要な上級会員資格取得対象マイル数(EQM)と上級会員資格取得対象飛行区間(EQS)が最大で半分、上級会員資格取得対象マイル数(EQM)が6割程度となります。

ちなみにAAの上級会員資格の取得にはEQDのほか、EQMもしくはEQSのいずれかを満たす必要があります。

以下の画像の表が通常および2020年の上級会員資格取得条件となります

ユナイテッド航空

ユナイテッド航空はは新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員資格に対する対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

ユナイテッド航空が新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応でマイレージプログラム「MileagePlus(マイレージ・プラス)」上級会員ステータスの1年間延長を発表しています。現在所持している上級会員資格は2022年1月31日まで延長されます。

以下公式ホームページから引用します

If you have current 2020 Premier status, it will be extended to January 31, 2022.

上級会員資格の資格取得に必要な条件の引き下げ

ユナイテッド航空が新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で2021年のマイレージプラスプレミア会員資格獲得に向けた到達条件については50%引き下げます

以下公式ホームページから引用します

For the 2021 status year, United is reducing thresholds for Premier qualification by 50% for each status level, to make reaching an even higher tier easier.

2020年各ステータスに到達するために必要な条件は下記の通りです。

コロナ対応以前の2019年および2020年の上級会員資格の資格取得に必要な条件は以下の通りでした

2020年から上級会員資格の資格取得に必要な条件が変更となったところでしたが、早速条件が変わってしまいました…

デルタ航空


デルタ航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員に対する対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

デルタ航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応でデルタ・スカイマイル・プログラムのメダリオン会員資格を1年間延長しています。2020年のメダリオン会員資格が2022年1月31日まで1年間延長されました。

以下公式ホームページから引用します

現在のメダリオン会員資格を2022年1月31日まで1年間延長し、その一環としてダイヤモンドおよびプラチナ メダリオン会員のチョイスベネフィットについても、選択期限を2021年まで延長いたします。

上級会員資格取得必要マイル(MQM)を繰り越し

2020年に獲得した全てのメダリオン会員取得必要マイル(MQM)を2021年まで繰り越し、2022年のMQMとして適用されます。

以下公式ホームページから引用します

フライトへのお支払いまたは対象となるデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードのご利用で獲得された、2020年のすべてのメダリオン会員資格取得必要マイル(MQM)を繰り越し可能とします。2020年のすべてのMQMは2021年まで繰り越され、2022年のメダリオン会員資格取得必要マイルとして適用されます。

ちなみに通常のメダリオン会員資格の獲得条件は以下の通りです

アラスカ航空

アラスカ航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員に対する対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

アラスカ航空は、マイレージプログラム「マイレージプラン」の上級会員資格を12ヶ月延長し、2021年12月31日までと発表しています。

上級会員資格取得必要マイル(エリートマイル)繰り越し

また、1月1日~4月30日に獲得したエリートマイルは2021年まで繰り越され、2022年のステータス取得に用いることができます。ステータスマッチが完了していた会員は2021年末まで有効期限が自動的に延長され、ラウンジ会員は6ヶ月間延長されます。

公式ホームページから引用します

Will you be extending elite status?
Yes! Your current Mileage Plan status will be extended through December 31, 2021. That status will unlock even more benefits as we inch closer to our oneworld® launch in summer 2021.

ちなみにアラスカ航空のステータス獲得には以下の基準が必要となります

シンガポール航空

シンガポール航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員に対する対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

シンガポール航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応でマイレージプログラム「KrisFlyer(クリスフライヤー)」と「PPS Club(PPSクラブ)」のステータスを1年延長すると発表しています。

2020年3月から2021年2月までに有効期限が切れる全ての会員(シルバー、ゴールド共に)が対象で、会員年度終了時に12ヶ月間を自動的に延長し、有効期限が2021年3月31日までになります。また、期限切れのPPSとエリートゴールドリワーズの有効期限も2021年3月31日まで延長されます。しかし、2020年4月~8月の間に有効期限が切れるKrisFlyerマイルの有効期限は半年間の延長にとどまります。

Membership Renewal, Elite Gold Rewards and KrisFlyer Miles Extension

In view of the Covid-19 outbreak, we understand there will be uncertainty in our members’ travel plans in the months ahead.

In appreciation for our members’ loyalty, we will be:

Renewing KrisFlyer Elite Silver and Gold membership for one membership year.
Extending Elite Gold Rewards that will be expiring between July and December 2020 to be valid till 31 March 2021.
Extending KrisFlyer miles that will be expiring between April and August 2020 by six months.

We hope the above measures will offer you more flexibility in planning your upcoming travels with us. We wish you good health, and we look forward to welcoming you on board our flights again.

シンガポール航空クリスフライヤー上級会員資格を得るために必要なエリートマイルは以下の通りです。

キャセイパシフィック航空

キャセイパシフィック航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員に対する対応を以下のように発表しています

臨時クラブポイント付与→ステータス1年延長

キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応で、マイレージプログラム「マルコポーロクラブ」のステータスを1年延長すると発表しています。

公式ホームページから引用します

Automatic tier renewal
The COVID-19 situation has evolved into a global pandemic, and many countries have instituted travel bans and restrictions to curb its spread. This in turn has lowered demand and we have significantly reduced capacity across our passenger network.

Renewal of club tiers
Knowing this has seriously affected your ability to travel and may continue to impact your travel plans for some months to come, we are renewing the current tier level of Green, Silver, Gold and Diamond members whose membership period expires from May to December 2020 for another 12 months, even if the normal renewal requirement is not met.

Reissuing of mid-tier benefits
We will also reissue mid-tier benefits that expire between May and December 2020 for another 12 months so you can enjoy them when your travel resumes. The reissue should take 7 working days from the date of expiry.

For the ticketing arrangements and precautionary measures we’re taking, please visit the COVID-19 Information Centre.

当初はマイレージプログラム「マルコポーロクラブ」の会員に対し、2月から4月にかけて、臨時クラブポイント(ダイヤモンド会員は140ポイント、ゴールド会員は65ポイント、シルバー会員は30ポイント)を各月付与するとしていた方針を転換したようです。

ちなみにキャセイパシフィック航空マルコポーロクラブの上級会員資格を得るために必要なクラブポイントは以下の通りです。

つまり、12ヶ月間で、シルバー会員は300ポイント、ゴールド会員はさらに600ポイント、ダイヤモンド会員はさらに1,200ポイントを獲得することで会員資格の獲得や更新ができます。

エールフランス/KLM

エールフランス/KLMは新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員に対する対応を以下のように発表しています

ステータス1年延長

エールフランスは、マイレージプログラム「フライング・ブルー」の上級会員資格の有効期限が2020年3月~2021年2月の場合、さらに12ヶ月延長します。エリート会員以外の会員のマイル有効期限は2020年末まで延長されています(エリート会員はもともと無期限)。

公式ホームページから引用します

CORONAVIRUS (COVID-19) RELATED UPDATES

In challenging times like today, travelling has become more difficult due to reasons beyond your control. In these trying times, we want to remove any uncertainty you may have about your Flying Blue Elite level.

We have put the following actions in place:

・We will maintain all Flying Blue Elite members with a qualification period ending between March 2020 and February 2021 for another 12 months.
・We will prevent all Miles from expiring between now and the end of 2020 for all our Explorer members.

We will continue to monitor the situation closely as it evolves. We are committed to sharing details and updates with you as soon as they become available.

In case you have any questions about the implications regarding your situation, please see the frequently asked questions about this topic below:

ちなみに「フライング・ブルー」の上級会員資格を得るためには距離別、搭乗クラス別にフライトごとに定められるXPを一暦年の間に以下の通り獲得する必要があります

シルバー:100XP
ゴールド:180XP
プラチナ:300XP

ブリティッシュ・エアウェイズ

ブリティッシュエアウェイズは新型コロナウイルス感染拡大に伴う上級会員に対する対応を以下のように発表しています

必要ティアポイントの引き下げ

4月、5月、6月にティアのアップグレードまたは更新が予定されているすべてのメンバーについて、ティアポイントの必要値を30%引き下げています。これにより、以下の通り、ティア資格に必要なポイント数が少なくなります。

Bronze: 210 ティアポイント
Silver:420ティアポイント
Gold:1050ティアポイント

We understand how the current environment is affecting Executive Club memberships. We have taken steps to protect the Tier status and well-earned benefits of our Members.

We’ll be lowering Tier Point thresholds by 30% for all Members due for Tier upgrade or renewal in April, May and June. This results in lower Tier qualification thresholds as laid out below:

Bronze: 210 Tier Points

Silver: 420 Tier Points

Gold: 1050 Tier Points

To ensure our Members still have the opportunity to use their Gold Upgrade Vouchers, Companion Vouchers and Travel Together Tickets earned via a British Airways credit card, we’re applying a six-month expiration extension to any current vouchers.

The situation is constantly changing, which is why we’re continuously reviewing our policy and will communicate any updates.

本来上級会員資格を得るために必要なティアポイントは以下の通りです。

最後に

新型コロナウイルス感染拡大に伴い各航空会社はが打ち出す上級会員資格の延長などの対策をご紹介しました。当初はステータス取得や維持のハードルを下げる対策を打ち出す航空会社が目立ちましたが、新型コロナウイルスの影響が長引くにつれステータスの1年延長が多くなっています。JALやANAは一定の期間のPPやFOPを倍にするという取得や維持のハードルを下げる対策を打ち出しましたが、想定より影響が長引くことが予想されステータスの延長をせざるを得なくなるのではないかと個人的には考えております。早くこの騒動が落ち着き気兼ねなく飛行機に乗って出かけることができることを祈っています。

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