非auユーザーにも利点あり!au WALLETとPontaポイント統合のメリットまとめ

KDDIは5月21日からポイントサービスを「au WALLET ポイント」から共通ポイントサービス「Pontaポイント」へ変更しました。Pontaポイントは幅広く利用できる、またポイントが貯めやすくなったため、au ユーザーはもちろん、非auユーザーにも大きなメリットがあります。統合によるユーザーの利点をまとめました。

KDDIがポイントサービスを「au WALLET ポイント」→「Pontaポイント」へ変更

KDDIは5月21日から、ポイントサービスを「au WALLET ポイント」から共通ポイントサービス「Pontaポイント」へ変更しました。

au WALLETポイントは、auの利用料金の支払いやau WALLETプリペイドカードなどの決済でしか貯めることができず、提示などでは貯められませんでした。しかし、Pontaポイントに統合されたことで、今後はポイントが貯めやすく、使いやすくなります
auの携帯電話を契約している限り勝手にPontaポイントが貯まっていくのでauユーザーにはもちろん大きなメリットがあるのですが、実はドコモやソフトバンクなど他の携帯電話会社と契約している非auユーザーにも大きなメリットがあるのです。そのメリットとはポイントが貯まりやすくなる、ポイントが使いやすくなる、非auユーザーも「三太郎の日」にローソンで還元率がアップする、JALマイルに移行できるといったメリットの他に、auのポイントとドコモのdポイントが相互交換できるというメリットもあります。

au WALLETとPontaポイント統合のメリットについて1つずつ解説していきます

「au WALLET ポイント」→「Pontaポイント」変更のメリット解説

ワンストップで利用可能に

au PAYアプリでau IDとPontaを連携すると、au PAYアプリからデジタルPontaカードがワンタッチで立ち上げられる機能が搭載されました。つまり、複数のアプリやカードを立ち上げなくても「au PAY アプリ」ひとつでカード提示によるポイント獲得から決済までが可能になりました。

au PAYアプリをアップデートすれば下の画像のように「Pontaカード」という項目が出現しました。こちらをタップすればワンタッチでデジタルPontaカードが立ち上がります。

支払い時にPontaカードを提示する場合には、このデジタルカードを提示後に、au PAYの画面に戻り、au PAYのバーコードを提示することで決済することになります。つまり、au PAYアプリのみで操作を完結できるわけです。

将来的には2度バーコードをスキャンする必要のない、より簡単なUIを検討しているそうです。

Pontaポイントがダブルで貯まる

先ほど述べたようにau PAYアプリを立ち上げPontaカードを提示しauPAYで支払いすることで、au PAYやau PAYカードの決済分と加盟店でのPontaポイントが同時にダブルで貯まるようになりました。Pontaカードの提示で0.5%~1%(提携者によって異なる)が、au PAYの決済で0.5%が貯まります。

 

ポイントの使い道が増えた

貯まったPontaポイントは約190万のPonta加盟店で利用可能です。また、au PAY 残高にチャージすることでau PAYでの買い物に利用できますし、総合ショッピングモール「au PAY マーケット」やauの電話料金や携帯電話の本体代金やオプション代などauサービスの支払いにも利用可能です。

ポイント有効期限がほぼ無期限になった

従来のau WALLET ポイントは、ポイントが付与された日から4年間が有効期限でした。今回、Pontaポイントに統合されたことにより、ポイントが付与された、もしくは利用した日を起点に1年間の有効期限となりました。
au PAYあるいはPontaポイントを使うまたは利用する度に、最終利用日の1年後まで有効期限が延長されていく仕組みのため、実質的に無期限なポイントとして保有することが可能となりました。
auユーザーにとっては通信料金の支払いにau PAY カードを設定すれば、毎月の利用額に対してPontaポイントが加算されるため、auを契約している限りポイントが無期限となります。

ローソンでは非auユーザーも三太郎の日が利用可能に

2020年5月時点ではau PAYは以下の内容のキャンペーンを行っています

・auPAY(コード支払い)決済でポイント2倍(200円で1ポイント付与⇒200円で2ポイント付与)
・ローソンではポイント8倍(200円で8ポイント付与)
・三太郎の日(日付に“3”が付く日)にauユーザーのみローソンでポイント20倍(200円で20ポイント付与)

つまり、三太郎の日のポイント20倍はau PAYで支払ってもauユーザーしかメリットを享受できなかったのです。

しかし、6月1日からは、非auユーザーでもローソンで「三太郎の日」にau PAY決済で大きな還元を受けることができます。

・au Pay決済で4%還元。さらにPontaカード提示でプラス1%の合計最大5%還元
・「三太郎の日」(日付に“3”が付く日)は
非auユーザーはau PAY決済で7%還元。さらにPontaカード提示でプラス1%の合計最大8%還元
auユーザーはau PAY決済で10%還元。さらにPontaカード提示でプラス1%の合計最大11%還元

JALマイルへの移行

auユーザーにとってはau関連サービスで貯めたポイントをJALマイルへ移行することが可能となったのは大きなメリットです。もちろん、非auユーザーもauPAY決済で貯めたPontaポイントをJALマイルに移行できるのはありがたいと思います。

2Pontaポイント→1JALマイル、つまり50%のレートで2ポイント単位で細かく交換することが可能です。

毎年3月にはPontaポイント→JALマイルの交換が通常の1.2倍の60%となるキャンペーンが定期的に開催されています。急がないのであれば、このキャンペーンを狙ってJALマイルに交換するとお得でしょう。

auで貯めたPontaポイント⇔docomoで貯めたdポイントが相互交換可能に

Pontaポイントは、JALマイルだけでなくdポイント、中部電力ミライズのカテエネポイントへの交換が可能となっています。

つまりau料金、au PAY マーケット、au PAY などau関連サービスで貯めたPontaポイント→dポイントに交換することも可能なのです。
逆にdポイント→Pontaポイントへの交換も可能です。

ただし、dポイントからPontaポイントに交換する場合は、注意点があります。

 5,000ポイント単位(Ponta→dポイントは100ポイント単位)
250 dポイントの交換手数料が必要
同一年度内(4月1日~翌年3月31日)の交換は2回まで

つまり、au WALLETポイントとPontaポイントの統合によって、auのPontaポイントとドコモのdポイントとの相互交換が可能となったわけですが、実質メリットがあるのはPontaポイント→dポイントの交換でしょう。

先ほどご説明したように非auユーザーでもau PAY決済でどんどんPontaポイントを獲得できるようになりました。ですから、非auユーザーのdポイントユーザーでもauPAYを使うことで間接的にdポイントを稼ぐことが可能です。

「au WALLET ポイント」から「Pontaポイント」への連携方法

「au WALLET ポイント」から「Pontaポイント」との連携は簡単です。au PAYアプリ、あるいはau マイページから連携が可能です。以下の画像を参考に連携してみて下さい

僕も早速連携しPontaポイントと統合してみました

最後に

「au WALLET ポイント」が「Pontaポイント」に統合されたことにより、Pontaポイントは幅広く利用できるため、au ユーザーはもちろん、非auユーザーにも大きなメリットがあります。統合によるユーザーの利点を詳しくご紹介しました。〇〇ペイが乱立していますが、どんどん還元率が改悪される中、しばらくはauユーザーも非auユーザーもauPAYを利用してPontaポイントを貯めることは悪くなさそうだと感じました。

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