今まで国際線はJALがメインだったので初めてのANA国際線に搭乗しました。今回は特典航空券で成田→サンフランシスコ路線のビジネスクラスに搭乗してきました!月並みながら忘備録を兼ねてANA国際線ビジネスクラス搭乗記です。ANA国際線ビジネスクラスのシートの様子や食事や飲み物の内容を写真をたくさん用いてご紹介します。
目次
今回搭乗した便について
今回搭乗したのはANA国際線長距離路線の主力であるボーイング777-300ERです。成田発サンフランシスコ行きのNH8便(成田17:10→サンフランシスコ10:35)でした。
シートはスタッガードシート
シートはANAが世界に先駆けて導入したスタッガードと言われるシートです。シートをジグザグに配列することでフルフラット、全席通路アクセスという素晴らしいシートを実現したものです。その上シート配列は1-2-1でゆったりしています。何より窓側は1列なので他の人に全く気を遣わなくていいことが今回のような一人旅では一番有難いです。
今回の座席は5Aとビジネスクラスでは一番前です。またファーストクラスの入り口は別であり、ビジネスクラス以下の乗客は6列目と7列目の間の入り口から入ります。ですので画像ののように機体に入って左に曲がる人はビジネスクラスの前2列の人だけですので、飛行中もCAさん以外の人通りがなくプライベート感が強くとてもよかったです。しかも1-2-1の真ん中2シートは空席のままでした。
搭乗してすぐに撮ってみた写真です。
シートの上にはアメニティー、寝具が置かれています。 実際に着席してみた時の眺めです。
このシートは離着陸時でも前方のオットマンに足が届きくつろいだ姿勢で過ごせるのがいいですね。
オットマンの下にはカバンなどを収納しておけるスペースがあります。スーツケースでも機内持ち込みサイズなら問題なく収納できます。 上の写真のオットマンの下に入っている私のスーツケースは23Lのものです。
身を乗り出して覗くとこんな感じですが普通にシートに座っていると隣の座席はモニター程度しか見えません。
前方には17インチのタッチパネル式の液晶モニターです。その下にはUSB端子や電源(開けて写真撮るのを忘れましたが写真の上方左の蓋の中です…)、テーブルが備えられています。
シートの横には広いサイドテーブルが備えられています。サイドテーブルの淵にある青いランプが素敵です。
スマホ、充電器、ヘッドホン、入国書類、ガイドブック、新聞、筆記用具など長距離フライトでは身の回りのものが多いので、広いサイドテーブルはとても重宝します。
アメニティー
写真ブレてますがアメニティーです。
ポーチは未開封ですのでポーチの中身についてはANAのホームページから拝借した以下の画像の通りです。画像とポーチの色は異なっていますが中身は一緒のはずです。
歯ブラシセットはお手洗いにもあり、アイマスクやイヤープラグはカゴに入れて後ほどCAさんが持ってきて下さったのでアメニテイーの中のものを使用する必要はありませんでした。
そしてスリッパ、ノイズキャンセリングヘッドホンがあります。
機内での食事や仮眠などの過ごし方
この日は出発がかなり遅れました。乗り継ぎの方が遅れたのでしょうか??その間ウエルカムドリンクが出されます。
噂の検尿コップです(笑)。プラスチックでいいのでもうちょっと気分が高まる形状にしていただきたいものです。
そして成田の滑走路はこの時間は大混雑です。国内線もけっこう遅れましたが滑走路の渋滞が慢性化しているのでしょうか?
結局1時間近く遅れて離陸です。
ベルトサインが消えサービスが始まるとテーブルを引っ張り出して食事の準備を始めます。テーブルはビジネスクラスとしては十分なサイズがあり、使いやすいものとなっています。 テーブルの写真撮り忘れました…
ビジネスクラス機内食の内容
この日のメニューはこちらでした。
日本発の場合は和食にすることが多いのですが、2月までは和食が「とうふやうかい」とのコラボで美味しそうだったのですが、今回はあまり惹かれる内容でなく洋食にしてみました。
アミューズ
胡麻スティック
フォアグラムースとアプリコットジュレ
2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに
フォアグラムースはちょっとイマイチでしたがシャンパンに合うアミューズでした。
シャンパン
「シャンパーニュ・カナール・デュシェーヌ・キュヴェ・レオニー・ブリュット」
酸味の中にほんのりと甘みも感じられました
アペタイザー
ソフトスモーク帆立貝とキャロットムース ローストビーフとポン酢ゼリー 豆腐と抹茶のソース
日本の航空会社ということでポン酢や抹茶を使ったのでしょうが、ポン酢は味が薄くあまりポン酢を感じませんでした。機内であることを考えるともうちょっと濃い味付けでもよかったんじゃないかなぁ。また、抹茶に至っては抹茶である必要性を感じないソースでした。帆立貝やローストビーフは美味しかったんですがね!
アペタイザーに合わせて路線限定白ワインをお願いします。
白ワイン
「ウェンテ・ヴィンヤーズ・モーニング・フォグ・シャルドネ 2014」
ほどよい酸味があり美味しかったです。写真を撮っていたら「ボトル置いていきましょうか?」とボトルを置いて行って下さいました。
コーンスープの次に
メイン
牛ショートリブの味噌風味煮込み
やはり味噌の風味が弱い気がしましたがお肉自体は柔らかくとても美味しかったです。
メインに合わせて赤ワインをお願いします。
赤ワイン
「ハーン・ワイナリー・モントレー・ピノ・ノワール 2015 」
最近赤ワインを飲んでいないものですから特徴が分からない馬鹿舌になっていますが、それほど重くなく飲みやすいものでした。
今度はボトルは置いて行ってくれませんでした(笑)
この時点で酔っ払いですwww
デザートは2種類ともお願いしました。
ピエール・エルメコラボのチョコレート尽くしのグラスデザート エモーション仕立て
レアチーズムースタルト
食事のサービスがひと段落したところで、食後酒のサービスもありました。おそらく自分からは注文しないものなのでこうやって勧められると試してみたくなります。
かごの中に入れられた数種類からコアントローを手に取ってみます。
アルコールは40度近くあるんでしょうか。飲むとテキーラのように食道がカッと熱くなります。柑橘類の香りがして甘いお酒でした。お酒を残すなんてことはないのですが半分飲んだところで珍しくかなり酔っぱらいましたので仮眠する準備をします。
仮眠のためシートをフルフラットに
フルフラットにして横になる場合は、備え付けのベッドパッド、枕、コンフォーター(掛け布団)を使います。東京西川のものとのことです。自分でベッドパッドを敷き簡単にベッドメイキングできます。
コンフォーターは薄いのですが暖かかったです。身長178cmの私でも足を真っ直ぐ延ばしても特に問題なく横になれました。
横幅も特に不満はありません。ベットポジションにするときはサイドテーブル側の肘掛けを上に上げられ、逆側の肘掛けを押し下げてベッドの一部にできてベッド幅を広げられるようになっているのがミソですね。これも写真撮り忘れました…。2時間弱熟睡できました。普段家でもあまり熟睡できない私にしては機内にしては熟眠感がありすっきりしました。
ブレブレですが起きたらこの辺りまで来ていました。ANA Wi-Fiサービスフルフライトプラン(100MBまで):19.95USDを申し込んでいたので、その後はゴロゴロしながらTwitterなどネットをチェックしていました。100MB制限があるので着陸までには100MB使い切ってしまいました。
軽食を注文します
そして食べようと決めていた一風堂ラーメンを注文します。ANA国際線ビジネスクラスに乗るなら食べてみたいと思っていたものです。
日本発の北米線は空の上のトンコツ「そらとん」です。
豚骨の香りとコクがしっかりしていて思っていたより美味しかったです。汁もほとんど飲み干してしまいました。
その後は機内散策です。 ほとんどの方は起きていて映画を観ておられます。トイレで歯磨きをします。
ギャレー横にはアメニティーや飲み物が置かれており自由に取れるようになっていました。
その後はサンフランシスコやシカゴのガイドブックを読み、溜めていたdマガジンの記事を読んでいるうちに、あっという間に到着2時間前になりました。見ようと思っていた映画は帰りに回します。2回目の食事が出てきます。
2回目の食事
キャベツと桜海老の煮浸し
鮭塩焼き
俵御飯
味噌汁、香の物
というメニューでした。
日本酒を頂きます
日本酒
「ALPHA 風の森 TYPE 3 「世界への架け橋」 」
風の森はいきつけの居酒屋さんでよく飲むのですが基本生酒の風の森には珍しく火入れしたものとのことでした。しかし、言われなければ火入れと思えない風の森らしいフレッシュなお酒でした。 ワインは語れませんが日本酒は少し語れます(笑)
いよいよサンフランシスコの空港と市街が遠くに見えてきました。
アメリカらしい街並みを眺めながら着陸です。
結局定刻は10時35分だったんですが、11時3分に着陸し、機外に出れたのは11時10分でした。 離陸が1時間遅れだった割には早く着いたんですかね。
結論
今までJALでフルフラットでない欧州線のビジネスクラスは乗ったことがあったのですが、フルフラットは比べ物にならないくらいとても快適で9時間の空の旅はとても快適でした。このシートならもっと長時間乗っていてもいいなぁと思えました。もっと食べたいもの、飲みたいものがあり、もっと満喫するつもりでしたが、もう若くないのかお腹いっぱいで食べられず、飲めませんでした(^^;)