SFC修行記1-①関空から宮古へ(失敗談も含めて)

B!

2017年1月某日「今年は何となく飛行機に乗る機会が多いなぁ。それならSFC修行をしてみるか」という安易な気持ちから検索してみたのがきっかけです。たまたま日帰りできる日程で航空券を予約できたのでその勢いでどんどん予約を進めていきました。そして先日ようやく初めてのSFC修行に行ってきました。これからはその忘備録としてブログにまとめていきたいと思います。

 

旅行の事は写真でもいろいろ思い出せるのですが、忘れていることも多いなぁと最近痛感します。今や覗くこともなかったmixiに書いていた昔の旅行記が意外と振り返りに役立つと感じたのでSFC修行も旅行記として残そうと思いました。

 

そして、諸先輩方のブログを読んで理解しているつもりだったのにまだまだ未熟でいろんな失敗、新たに出てきた疑問もあります。先輩方や同期の方々に教えていただき、また失敗談を共有することで私が諸先輩方からいろいろ勉強させて頂いたように今後修行を行う方の参考になればいいなと思っています。

 

当日の予定

この日の予定は

  • ANA1749  関西   8:20  → 宮古 11:00  プレミアム旅割28
  • ANA1726  宮古 13:10  → 那覇 14:00  旅割55N
  • ANA766    那覇 14:20  → 伊丹 16:15  プレミアム旅割28

というものです。

 

この日の予約をした時にはすでに宮古からの折り返しの関空行きは満席だったので大阪に帰るにはどこかでの乗り継ぎが必要です。まぁ折り返しの関空行きに空席があっても修行初心者の私には勇気が必要で予約できなかったと思いますが…(しかし、折り返しの関空行きは機材もクルーも別だと後日知りました)。いつの日か同一機材同一クルーでの折り返しを一度はしておかないと修行をしたと胸を張って言えないのではないかという気持ちもあります。カギは那覇での20分乗り継ぎ…宮古から大阪の直行便は1便しかないので大阪に帰る人で乗り継ぎする人は自分の他にもいるはずと信じて予約しました。

まずは関空へ

いよいよ初めてのSFC修行の日がやってきました。まさに「修行僧の朝は早い」(一度言ってみたかっただけですw)。5時半に起床し、家内には仕事のセミナーと言い、6時に出発です。

 

最近は伊丹ばかり利用していたので3年半ぶりの関空です。Twitterでつぶやいたところ大変多くのいいねを頂きテンションがあがりました。皆さんありがとうございました。やはり先輩方や同期の方々がいらっしゃると仲間がいて一人じゃない感じがしていいですね。

失敗1(乗り継ぎの扱いはどうなってるの?)

まずはプレミアムカウンターで手続きしようと思いましたがけっこう並んでいます。修行は普通ではない旅程ですからカウンターでなるべく恥ずかしい思いをしたくないという気持ちもあり、預ける荷物もないのでいつもの感覚でまず保安検査を受けることとしました。ここで一つ問題が発生します。

 

関空→宮古だけでなく宮古→那覇の保安検査の紙も一緒に出てきました…。上記日程のように宮古で2時間以上乗り継ぎ時間があるのに対して、那覇では乗り継ぎが20分しかないので、僕の頭の中では勝手に

 

関空→宮古

宮古→那覇→伊丹

 

というセットになっていたので戸惑いを隠せません。宮古で一旦空港外に出ようと思っていましたが、どなたかの体験談で一旦保安検査を受けて勝手に出たらおかしなことになると読んだ気がして気が気でありません。そして那覇では20分しか乗り継ぎがないのでどうせなら3区間まとめて出てきてもらわないと困ります。3区間以上一括で予約して乗り継ぎがある場合、乗り継ぎについてはどういう扱いになるのでしょうか?詳しい方がいらっしゃれば教えていただければ幸いです。この問題は宮古空港で相談することにして次にすべきことを行います。

失敗2(紙の搭乗券を出しておいた方がよかった!)

関空は保安検査場を通り抜けると右手にANA LOUNGEがあります。その前に左手にあるKIX-ITMカードのフライトポイントを付けようと思い、保安検査通過後左側にある機械に向かいます。

 

 

ここで次の問題が…

カードを差し込んでさぁポイントを付けようと思ったら、skipサービスで保安検査場を通過するのに使ったANAカードをかざしても何も起きません。搭乗券が必要とのことでした…

あぁ何にも知らないなぁと落ち込みます。

 

ちなみにSKIPサービスで保安検査場を通過した場合は後日事後申請をすればフライトポイントは付与されるとのことで後日申請しました

ANA LOUNGEへ

ここまでですでに想定外の事がいろいろ起き、心も体も休めようとANA LOUNGEに入ります。関空のANA LOUNGEはわかりにくい場所にあるということでしたが、諸先輩方のblogなどで勉強していたためすんなりとたどりつきます。

 

 

 

保安検査場を通過すればすぐ右を探せ!です。

 

 

ANAホームページから引用です

施設 1部屋 92席(全席禁煙) 電話/ブロードバンド無線LANサービス/プリントサービス/トイレ

位置 第1ターミナルビル2F 北出発口手荷物検査場通過後、すぐ右側奥

営業時間 5:40~最終便出発まで

サービス内容 ソフトドリンク、アルコール類、新聞、雑誌

JALのサクララウンジは行ったことがあったのですが、関空のANA LOUNGEは初体験です。サクララウンジも狭いなぁと思いましたが、ANA LOUNGEも第一印象は狭いなぁでした。関空の国内線ラウンジはあまり期待してはいけないようです…

 

 

朝からビールと行きたいところでしたが空きっ腹には危険と我慢します。機内では飲むつもりでしたのでここは最近修行僧で話題の牛乳を流し込みます。

 

 

入室当時はソファー席はかなり埋まっていましたが続々と出発していき最後は3名程度になりました。関空ANA国内線は8:20宮古行きが出ると2時間くらい出発便がないのですね!シャイな私は人が多いと写真を撮る気が起きず、人が減ったタイミングでここぞとばかりにラウンジの写真を撮ります(笑)

 

 

いよいよ搭乗!

搭乗時刻が近づきラウンジを後にします。搭乗口は変更になってラウンジから一番近い20番になっていました。優先搭乗の中では最後に乗り込みます。席は1Aでした。

 

ANAのプレミアムクラスは初めての搭乗です。その昔「スーパーシートプレミアム」時代に一度乗ったことがあるくらいなのでとても楽しみにしていました。

 

CAさんのご挨拶がありコートを預かってもらいます。宮古島は20度超えということでダウンコートがちょっと恥ずかしくなります。新聞をリクエストして心を落ち着かせます。

食事と飲み物

離陸後しばらくして食事が運ばれてきます。ANAプレミアムクラスでは食事は以下のように出発の時間帯で決まっています。

<食事の提供時間>

10:59までの出発便:朝食 <Premium GOZEN>

11:00-13:00の出発便:昼食 <Premium GOZEN>

13:01-16:59の出発便:軽食 <Premium SABO>

17:00以降の出発便:夕食 <Premium GOZEN>

 

8:20発ということで朝食時間帯でPremium GOZENが運ばれてきます。

 

 

この日のメニューは

■厚焼き玉子、百合根

■鮭塩焼

■焼き筍

■きんぴらつくね

■煮物 (南瓜、人参、蕗)

■菊菜の白和え

■ひじきご飯

■蕪の和風ポタージュスープ

でした。

 

 

飲み物はスパークリングワインをお願いしました。

コドーニュ・クラシコ・ブリュット(スペイン)

Codorníu Clásico Brut

アーモンドやトーストの微かなニュアンスをまとう香り。爽やかな酸味と細かな泡立ちが口の中をリフレッシュし、シャープな口当たりです。

朝から飛行機で飲めるなんて幸せです。

 

すっかり満腹なのですが「他にも何かお持ちしましょうか?」と聞かれるとついつい頼んでしまいたくなります。先輩方のブログを見て一度食べてみたかったフォンダンビスキュイを頂きたく紅茶をお願いします。

 

 

紅茶とともに念願のフォンダンビスキュイを2つ頂きました!

クッキーほど固くなく、口に入れると優しい口溶けでチョコレートが濃厚です。不思議な食感ですね。

機内での過ごし方

ほろ酔いで満腹なのでうとうとします。足が伸ばせてシートも広くうたた寝もいつもより快適です。起きた後は先日ふるさと納税でゲットしたiPad miniで予めダウンロードしていた雑誌や書籍を読んでいるとあっという間に宮古空港への着陸態勢に入ったとのことです。普通席だとドリンクのサービスがあるだけですが、プレミアムクラスは食事して、飲んで、お茶してという時間があるので時間はあっという間に経ちますね。

 

 

初回の修行らしく最初に躓いてしまいましたが何とか最初の目的地宮古空港にたどりつきました。次回は宮古空港での出来事、街へ出て食べた昼食について書いてみたいと思います。

学習したこと

たとえ並んでいても恥ずかしくてもプレミアムチェックインでその日の旅程を相談し、紙の搭乗券を出してもらっておいた方がいい

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