パリ旅行記1(市内観光編)

日本人がツアーでパリにやってきて行くところベスト5はエッフェル塔、凱旋門、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、モンマルトルとサクレ・クール寺院なんでしょうかね。この時は全くの個人手配の旅行であったため、最初の半日はパリの土地鑑をつかむという点とモンマルトル周辺は個人で行きにくい(交通の便も悪いし治安もあまりよろしくない)という点からHISの半日ツアーを申し込んでみました。モンマルトルで下車してサクレクール寺院を個人で自由に見学した後、他の名所をバスの車窓から見学するという内容でした。これは参加して正解だったと思います。中心部をバスでぐるぐる回るので後に街歩きをする際にとても役に立ちました。 最初にパリに来た時はこういった半日ツアー、ベルサイユ半日ツアー、ルーブルとオルセー美術館だけでパリが終わってしまった記憶があります。

 

パリの旅行記はたくさんあると思いますのでメジャーではなくなかなか行かないけれども非常によかったところについて書いておきたいと思います。

サント・シャペル

最初はサント・シャペル。ノートルダム大聖堂もあるパリ発祥の地シテ島にある教会です。ノートルダム大聖堂は行く人は多いですが、近いのにサント・シャペルは日本人はあまり来ません。前回訪れなかったことを後悔したくらい素晴らしかったです!今後パリに行かれる機会があればここは是非訪れることをオススメしたいです。

 

サントシャペル2階の礼拝堂です。

 

ほぼ全周がステンドグラスで覆われため息が出るほど美しい光の世界でした!聖書シーンをモチーフにした1000枚以上のステンドグラス、しかもそのうち半分程度は13世紀のもので世界最古のステンドグラスだそうです。

 

 

僕が行ったときは修理のための足場が組まれており全部見れなかったし天気が悪く外は暗かったがそれでも十分に美しかったです!

オランジュリー美術館

2つ目はオランジュリー美術館。一度は美術の教科書なんかで見たことのあるモネの「睡蓮」で有名な美術館です。

 

元々、睡蓮を自然光の入る部屋に置いて鑑賞してほしいというモネ本人と相談して建てた美術館。…のはずが、ナニを血迷ったのか、収蔵品急増のため展示室をいじって、肝心の「睡蓮」への太陽光をさえぎってしまい、非難轟々。 老朽化もあり、反省したのか、自然光復旧をメインに、復旧改装し、ほぼ建設当時に近い展示条件に戻したとのことです。 写真は「睡蓮の間」。楕円形の部屋が2つ連なっており、1つの部屋あたり4枚、2部屋で計8枚で構成される「睡蓮」が360度ぐるっと取り囲むように展示されています。真ん中の椅子に腰掛けてゆっくり眺めてきました。静かな水面には木々の緑が映えています。また他の場所ではさざ波がたっています。睡蓮の浮かぶ水面のいろいろな様子が非常に美しかったです。

 

 

 

地下にはルノワールなどの作品もあります。こじんまりしているがなかなか見どころの多い美術館でした。

サンジェルマンデプレ教会

3つ目はサンジェルマンデプレ教会。セーヌ川左岸のこの界隈はソルボンヌやパリ大学などがあり文教地区として知られています。この教会はパリ最古のロマネスク様式の教会(ゴシック様式も混在していて貴重な資料らしい)として知られており、修復を繰り返しているものの11世紀に建てられた部分も現存しています。

 

 

 

 

モンサンミッシェル旅行記でも書きましたがパリに行かれる時はヨーロッパの建築様式をちょっと勉強して行かれるとより面白いと思います。小さいながらも内部の彫像やステンドグラスも美しく行ってよかったです。

定番の観光地での注意点

あと定番の観光地で自分が経験してお伝えしておきたい情報は

・エッフェル塔は登ると吹きさらしで寒いです。東京タワーのように展望台は屋内でなく、屋外です!風も強く地上より体感温度がかなり低いので服装に注意が必要です。僕は登ってすぐに寒くて降りようとしましたが下に降りるエレベーターが長蛇の列で寒い中かなり待ちました(笑)

・ルーブル美術館には入口が複数ある!メジャーなのはピラミッドの入り口です。しかし、観光シーズンにはかなり並ぶことがあります。下の案内図の赤丸の場所に入り口があるので混雑時は他の入り口に回りましょう。

 

 

写真左下のポルテ・デ・リヨン入り口は昔はモナリザが近く穴場でしたが最近はモナリザが移転し遠くなった上、開いてないこともあるようです。

他のパリ・ロンドン旅行記は以下のリンクからご覧ください!

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